2025.07.12

Bリーグ選抜がアメリカ遠征2戦目…ロケッツとの対戦に細川一輝「全くできない感じはしなかった」

敏腕シューターの細川がロケッツ戦の感触を語る[写真]=B.LEAGUE
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 今シーズンから開催されている「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL」に参戦しているBリーグ選抜チーム「B.LEAGUE UNITED」。「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」に出場するチームとの練習試合に臨んでおり、アメリカ遠征の2戦目でヒューストン・ロケッツと対戦した。選手やHC(ヘッドコーチ)のコメントが、Bリーグ公式サイトに掲載されている。

 6月28日・29日に行われたオーストラリアのNBL選抜チームとの2試合に参加した選手を中心に、加藤嵩都名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と3名の外国籍選手を追加招集した「B.LEAGUE UNITED」。トロント・ラプターズとの1戦目に続き、ロケッツのスクリメージでは中村拓人今村佳太トロイ・マーフィージュニア、ヴィンセント・エドワーズ、ドノバン・スミスが先発を務めた。

 試合は1クォーターごとに得点がリセットされ、10分4セットの計40分。第1クォーターはラプターズに匹敵するプレッシャーを受け、立て続けのターンオーバーに苦しんだ「B.LEAGUE UNITED」。開始5分を過ぎてからスミスがチーム初得点を決めるも、4-31で最初の10分間を終えた。第2クォーターもロケッツが主導権を握る時間が続いたが、加藤嵩都のドリブルなどで打開する場面も見せ、15-27で第2クォーターを終了した。

 しかし、第3クォーターではインサイドの高さや中村、今村のスペーシングでチームに流動性を持たせると、加藤が3ポイントシュートを炸裂。18-15と、この試合で始めて「B.LEAGUE UNITED」がクォーターを制する。第4クォーターは中村やトビンマーカス海舟が3点弾を沈め、最終的には逆転を許すも21-24の接戦を演じた。

 試合後のメディア対応で、シューターの細川一輝は「全くできない感じはしなかった。ボールも違うし、2日間しかチーム練習ができていないので難しかったが、チームの雰囲気もいいのでもっと良くなると思う」とコメントしている。

 また、チーム最年少の淺野ケニーは「サマーリーグに来て試合をすると聞いたとき、全く実感がわかなかった」と回想。「アンダー世代が終わると、世界を経験することがなかなかできなくなるので、とても貴重な機会。帰国したら余裕ができると思う。いろんなことを経験できているので、残り2試合も頑張りたい」と、今後の対戦にも意欲を見せた。

昨シーズンに群馬クレインサンダーズへ加入した淺野[写真]=B.LEAGUE

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