2025.07.31

創部3年でインハイV王手の快進撃「“戦える”という自信はついている」日本航空北海道の庵原有紗が21得点

日本航空北海道の庵原有紗[写真]=田島早苗
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 7月31日、「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子準決勝で日本航空高校北海道(北海道)が68-60で岐阜女子高校(岐阜県)に勝利。世代別日本代表にも選出されてきた庵原有紗が21得点を挙げる活躍を見せた。

 今大会初戦から得点源として日本航空北海道をけん引してきた庵原は、この日も先発出場し存在感を発揮。第1クォーターから「打つのが大好き」というミドルジャンパーが冴え渡り11得点を上げると、後半はペイント内でも攻守に奮闘。40分間フル出場し、チーム最多となる21得点に加え、10リバウンド3アシスト2スティール1ブロックで、2試合連続ダブルダブルを達成した。

 地元開催された2年前のインターハイで“1年生軍団”として話題になったメンバーが主力を担い、準々決勝では3年連続夏冬連覇中だった京都精華学園高校(京都府)も撃破。いまだ創部3年目ではあるが、主力として経験を積んできた庵原は「“全国の強いチームとも戦える”という自信はついていると思う」と今大会の勝ち上がりに手応え。「自信を持ってプレーしたら今日みたいに勝てるし、自分たちはチャレンジャーとしてコートに立っているので、どんどんチャレンジしながらいいプレーを出せれば勝利につながるかなと思います」と、自信をのぞかせた。

 あす8月1日10時ティップオフ予定の決勝では、25度のインハイ優勝を誇る“名門”桜花学園高校(愛知県)。庵原は「40分間チームで戦いきって、勝つのが目標」と頂点を見据え、「自分は積極的に中も外も攻められたらなと思います。頑張ります」と力を込めた。

■試合結果
日本航空北海道 68-60 岐阜女子
航空北海|15|21|14|18|=68
岐阜女子|18|17|13|12|=60

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