2025.10.26

早稲田大学が57年ぶりの関東大学リーグ優勝…明治大学とのダブルOTに及ぶ激闘を制し、1部昇格即優勝の快挙達成

[写真]=野口岳彦
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 10月26日、「第101回関東大学バスケットボールリーグ戦」1部が行われ、早稲田大学明治大学とのダブルオーバータイムに及ぶ死闘を113-109で制し、2試合を残して57年ぶり6回目となる悲願のリーグ優勝を決めた。昨シーズンは2部リーグに所属しており、1部昇格即優勝の快挙となった。

 今シーズンの早稲田を象徴するのは、他を寄せ付けない圧倒的な攻撃力だ。リーグ戦の平均得点は92.1得点で堂々のリーグ1位。2位の日本体育大学(79.6得点)に10点以上の大差をつけており、その破壊力は群を抜いている。

 優勝を決めたこの日の明治大学戦も、その攻撃力が存分に発揮されたハイスコアゲームとなった。一進一退の攻防は40分間では決着がつかず、試合はオーバータイムへ。延長戦でも両者一歩も譲らない激しい点の奪い合いが続いたが、ダブルオーバータイムの末に早稲田大学が激闘を制した。

 この日、早稲田大学は4選手が20得点を超えるオフェンスショーを展開。堀陽稀がチームトップの30得点を挙げると、三浦健一が27得点、松本秦が24得点、岩屋頼が22得点と続き、チーム全体で驚異的な得点力を最後まで見せつけた。

 昨季2部からの昇格、そして57年ぶりのリーグ制覇。圧倒的な攻撃力で関東を制した古豪の完全復活劇は、大学バスケ界に新たな歴史を刻んだ。

■試合結果
明治大学 109-113 早稲田大学
明 治|18|16|30|23|11|11|=109
早稲田|22|26|20|19|11|15|=113

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