2025.11.30
広島ドラゴンフライズは12月22日、松村竜吾との契約を双方合意のうえで解除し、同日付で練習生として活動することを発表した。なお、松村は22日15時にBリーグの自由交渉選手リストへ公示される。
福岡県出身で現在23歳の松村は、190センチ90キロのフォワード。土浦日本大学高校を経て日本大学に進学し、4年時には米須玲音(川崎ブレイブサンダース)やデイビッド・コンゴロー(徳島ガンバロウズ)らとともに「第76回全日本大学バスケットボール選手権大会」で優勝を経験した。
広島には今夏から練習生として合流し、負傷離脱者が続出していたチーム状況から急遽選手契約を締結。今シーズンの出場機会は通算3試合、計5分38秒と限られたものの、苦しい状況に追い込まれたチームを陰ながら支えてきた。
今回の発表について、松村と岡崎修司GM(ゼネラルマネージャー)は以下のようにコメントしている。
■松村竜吾
「広島ドラゴンフライズに在籍した期間、支えてくださったクラブ関係者の皆さま、そして温かい声援を送ってくださったブースターの皆さまに、心より感謝申し上げます。チームの一員として過ごした時間は、自分にとって非常に貴重な経験となりました。
これからは、練習生として引き続きクラブに関わりながら、さらなる成長を目指して取り組んでまいります。本当にありがとうございました」
■岡崎修司GM
「今夏に練習生として合流して以来、チームが怪我人などで人数が揃わず、苦しい状況にあったなか、練習生として合流し、そのまま急遽の選手契約という難しい役割を快く受け入れ、広島ドラゴンフライズのために心血を注いでくれた松村選手に、心から感謝の意を表したいと思います。
松村選手は、妥協なく日々の努力を積み重ねてくれました。彼が常に高い強度で練習に取り組み、チーム戦術を深く理解して体現してくれたおかげで、我々は5対5の練習を高い質で継続することができ、戦術的なオプションの引き出しを増やすことができました。彼が果たしてくれた役割は、チームの底上げにおいて欠かせないものでした。
また、活動期間中における彼の成長には目を見張るものがありました。献身的なディフェンスから、状況に応じたオフェンスの適応力まで、プロの世界で十分に活躍できる実力とメンタリティをしっかりと持っていることを証明してくれたと感じています。チームの加入タイミングと役割さえ違ったものであれば、もっとコートでプレーする機会があったと思っています。
松村選手がこの短期間でチームに示してくれたプロフェッショナルな姿勢と努力は、必ず今後の彼のキャリアにおいて大きな糧になると確信しております。2026年1月末までは、広島のチーム練習に活動しながら、次のステージを探す予定としております。新天地でのさらなる飛躍と成功を、クラブ一同、心より願っております」
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