2025.12.25
12月25日、高校バスケの日本一を決める「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会3日目を迎え、東京体育館で行われた女子3回戦で、一関学院高校(岩手県)と札幌山の手高校(北海道)が対戦。一関学院が最終盤までもつれた激戦を64-61で制し、ベスト8進出を決めた。
一関学院は前半にターンオーバー17本を数えるなどリズムをつかめず、35-44と押し込まれる苦しい展開だった。それでも、第3クォーター中盤に高橋志奈と伊藤伶奈の連続スリーなどでクロスゲームに持ち込むと、第4クォーターは両チームともに停滞する時間を耐え凌ぎ、身長192センチを誇るオモカロマリアンアブドゥルカリームが、残り1分をきり立て続けに2ポイントをねじ込んで形勢逆転。最後は同点の望みを託した札幌山の手の3ポイントが外れ、3点差で決着した。
個人スタッツでは、一関学院のオモカロマリアンがゲームハイとなる22得点16リバウンドでダブルダブルを達成したほか、伊藤と高橋が13得点をマーク。激戦を勝ち上がってきた札幌山の手は、高橋優希が3試合連続20点超えとなる21得点を挙げたものの、この日はチーム全体で3ポイント成功率18.9パーセント(7/37本)と不発。後半はフィールドゴール成功率21.1パーセントに終わり、3回戦で姿を消すことになった。
快進撃を見せる一関学院は、26日9時30分から東京体育館Bコートで行われる準々決勝で、福島東稜高校(福島県)に勝利した八雲学園高校(東京都)と対戦する。
■試合結果
<ウインターカップ2025女子3回戦>
一関学院 64-61 札幌山の手
一関学|18|17|16|13|=64
山の手|22|22|11| 6|=61
2025.12.25
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