2021.11.02

快進撃の香川がまたもアップセット…3チームが4次ラウンドへ/天皇杯3次ラウンド

19得点17リバウンドとダブルダブルで勝利に貢献したサイズ [提供]=アルバルク東京
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 天皇杯3次ラウンドが10月30日〜11月2日に渡って実施。3日目となる11月1日は、全国4会場で計5試合が行われた。

 3次ラウンド2日目となった東京会場は、2試合が開催。前日にB1の横浜ビー・コルセアーズを破ったB2の香川ファイブアローズは、三遠ネオフェニックスと対戦した。香川はリース・ヴァーグが26得点とチームをけん引すると、すべてのクォーターで三遠を上回り、再びアップセットを披露した。

 アルバルク東京滋賀レイクスターズとの対戦は出だしは滋賀が激しいディフェンスからアップテンポなバスケでA東京をリード。なんとか、A東京は第1クォーターの最後に追いつくと、その後は一進一退の展開となり、第4クォーターに滋賀のシュートが落ち始めたところで、一気にペースをつかんだA東京が92−75で振り切った。

 ほかの3会場ではそれぞれブロックの決勝が開催され、4次ラウンドに進出するチームが決定した。

 北海道会場では、茨城ロボッツ富山グラウジーズが顔を合わせた。試合は第1ォーターで33−19とリードを奪った富山が、追撃する茨城から逃げ切り、94−87で勝利。ジョシュア・スミスが21得点9リバウンド、ジュリアン・マブンガが20得点7リバウンド9アシスト、松井啓十郎が3本の3ポイントを含む15得点と勝利に貢献した。

 大阪会場では、信州ブレイブウォリアーズ広島ドラゴンフライズと対戦した。同点で迎えた信州のラストプレー。岡田侑大が放ったシュートがこぼれたところを、ウェイン・マーシャルが押し込み、2点差で信州が接戦を制した。

 佐賀会場では、秋田ノーザンハピネッツ京都ハンナリーズが対戦。前半からリードを奪った秋田は、第3クォーターで27-8と大きく京都を突き放し、快勝した。秋田はジョーダン・グリンの13得点を筆頭に、4選手が2ケタ得点をマークしている。

【11月1日の試合結果】

■東京会場
香川ファイブアローズ 95-71 三遠ネオフェニックス
アルバルク東京 92-75 滋賀レイクスターズ

■北海道会場
茨城ロボッツ 87-94 富山グラウジーズ

■大阪会場
信州ブレイブウォリアーズ 69-67 広島ドラゴンフライズ

■佐賀会場
京都ハンナリーズ 51-79 秋田ノーザンハピネッツ

【11月2日の試合予定】
■東京会場
アルバルク東京 vs 香川ファイブアローズ