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12月16日、代々木第二体育館で皇后杯の準々決勝が行われ、デンソーアイリスと日立ハイテククーガーズが激突した。
ここまでリーグ戦で無敗を誇るデンソーだが、立ち上がりはシュートがリングに嫌われ、なかなか流れをつかむことができない。重い立ち上がりとなったが、デンソーは大黒柱の髙田真希にボールを集めて加点。第1クォーター終盤には相手に連続得点を許すが、15-11で最初の10分を終えた。
第2クォーターでは、早々に日立ハイテクの白鞘郁里に速攻を出され、2点差まで詰められてしまう。苦しい展開となるが、ここで篠原華実が3本の3ポイントシュートで一気に加点。勢いづくデンソーは髙田のインサイドアタック、近藤楓らのアウトサイドシュートでリードを広げ、38-22で前半終了。
後半に入りデンソーは再び得点が伸び悩むも、堅いディフェンスで追い上げを許さない。しかし、第3クォーター中盤に稲井桃子の3ポイントシュートを皮切りに、本川紗奈生らが連続得点に成功。悪い流れを断ち切ったデンソーが、58-30と点差を拡大してこのクォーターを終えた。
大差をつけて迎えた最終クォーターでは、デンソーは早々にスターティング5を温存。しかし、控え選手が中心ながらデンソーは強度を落とさず、相手の追い上げをかわしてリードを維持。最終スコア71-43でデンソーが快勝を収めた。
デンソーは髙田が16得点を挙げてチームをけん引。次いで渡部友里奈がベンチスタートながら11得点をマークし、勝利に貢献した。対する日立ハイテクは谷村里佳が18得点と両軍最多を記録するも、そのほかの選手が1ケタ得点と苦しんだ。
■試合結果
デンソーアイリス 71-43 日立ハイテククーガーズ(@代々木第二体育館)
デ ン ソ ー|15|23|20|13|=71
日立ハイテク|11|11|8|13|=43