2019.02.14
■琉球ゴールデンキングスvs千葉ジェッツ(@沖縄市体育館)
第1戦:2月9日19時5分、第2戦:2月10日18時5分
琉球ゴールデンキングスと千葉ジェッツが第9節以来の顔合わせ。琉球は4連敗中と苦しみ、一方の千葉は第14節第2戦から続いた連勝がついにストップ。両チームともいい結果を残して中断期間に入りたいはずだ。
体調不良のジェフ・エアーズを欠いた前節の琉球は、中地区首位を走る新潟アルビレックスBBの勢いを止めることができなかった。第1戦はアマンゼ・エゲケゼとケビン・ジョーンズがともに得点とリバウンドで“ダブルダブル”の活躍を見せ、ターンオーバーを3個にとどめたものの、相手に45個のリバウンドを与え、ペイント内で18点しか奪えず逆に32失点。リバウンド数で26-27とほぼ互角だった第2戦は、やはりペイント内で40得点を許している。さらに79得点の内訳を見てみると、ジョーンズが30点、古川孝敏が22点、エゲケゼが14点、並里成が13点。スコアラーが偏っている点も気がかりだ。
同じ東地区で首位争いを演じる栃木ブレックスに挑んだ、リーグ最高勝率を誇る千葉。第1戦は前半終了時点で14点のリードを奪ったが、最終クォーターに一時逆転されるなど追いあげられ、68-65と3点差の勝利だった。第2戦は前半に背負った14点のビハインドをひっくり返せず64-82の完敗。栃木のディフェンスを前にファストブレイクポイントが7点に終わり、2ポイントシュートも成功率が36.7パーセントと不調だった。
24勝14敗の成績で西地区首位につける琉球だが、2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと3位の京都ハンナリーズがともに21勝17敗で迫っているため、何としても今節で1勝は挙げたいところ。帰化選手のマイケル・パーカーが攻守両面で躍動する千葉に対し、手薄のインサイドでどれだけ踏ん張れるか。外国籍選手だけでなく日本人選手もボールへの執着心を見せなければならない。
両日ともチケットは完売。満員が予想されるアリーナを沸かせることができるか。
■ロースター
・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
ナナーダニエル弾
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アマンゼ・エゲケゼ
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット(インジュアリーリスト)
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛
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