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2020.12.12
■琉球ゴールデンキングスvs信州ブレイブウォリアーズ（＠沖縄市体育館）
12月9日19時35分
早くも今シーズン2度目の対戦。西地区2位の琉球ゴールデンキングスのホームに、バイウィーク明け2勝1敗で同6位に浮上した信州ブレイブウォリアーズが乗り込む。
琉球は前節、東地区のA東京戦で1勝1敗に終わり、首位の座をシーホース三河に明け渡した。第1戦はモノにしたが、第2戦は完敗。12戦連続でダブルダブルを記録しているジャック・クーリーを2人がかりで止められ、オフェンスリバウンドを徹底的に防がれた。ピック＆ロールで彼が相手ガード陣と対峙する状況も作られ、速さのミスマッチを突かれるなど、狂った歯車を戻せずに40分を終えた。
一方、信州は前節、京都戦で初戦を落としたが、第2戦で相手を51点に抑え込んで勝利した。オフェンスリバウンドが少ないチームであるが、この日は15本を取り、うち8本をジョシュ・ホーキンソンが奪取。加えてミスマッチを突くなど5本の3ポイントシュートを含む33得点の大活躍だった。相手の守備に苦労したが、良い攻撃を好守へとつなげた格好だ。それだけに大事な時間帯でミスをしない集中力が試されている。
今節、予想されるロスターで前回との大きな違いは、信州にホーキンソンがいること。先月の対戦は2戦ともに欠場したが、信州は第1戦で相手の3ポイントシュートを4本に封じて、連勝中の琉球を止めた。得点とリバウンドで計算できる選手は攻防の鍵を握るだろう。対する琉球は強固な相手の守備に難しいショットも迫られるだろうが、クーリーを軸にリバウンドで脅威を取り戻し、接戦から勝機を見出したい。
文=大橋裕之
■ロスター
・琉球（ヘッドコーチ：藤田弘輝）
石崎巧
船生誠也
並里成
ナナーダニエル弾
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリー
ジャック・クーリー
牧隼利
・信州（ヘッドコーチ：勝久マイケル）
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
増子匠
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
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