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2020.12.25
■島根スサノオマジック vs 琉球ゴールデンキングス（＠鳥取県民体育館）
第1戦：12月19日18時35分 第2戦：12月20日13時35分
5戦勝ち星なし、西地区6位の島根スサノオマジックが連敗ストップをかけて、同2位の琉球ゴールデンキングスをホームに迎える。
島根はゾーンディフェンスやモーションオフェンスを新たに取り入れて模索するものの、ペリン・ビュフォードの欠場も重なって苦戦が続く。前節は秋田の激しいプレッシャーにさらされてボールが回らずに、ミスを連発。特に第2戦は1クウォーターをわずか9点に封じられ、局面を打開しようと守備で変化をつけたが、アウトサイドのマークが甘くなって3ポイントシュートを被弾するなど、26点差の完敗を喫した。今が踏ん張りどころだ。
一方、琉球は前節、大阪戦を1勝1敗とした。第1戦ではスティールを実に14本も奪い、失点を70点以下に抑える堅守で勝ち切ったが、第2戦では後半に引き離されて連勝を逃した。得意のオフェンスリバウンドを奪うも効率的に得点へつなげられず、守備でもカバーやダブルチームに行った隙を突かれて、アウトサイドから得点を与えるなど、相手を勢いづかせてしまった印象だ。
今節、両チームの対戦はシーズン2度目。前回10月の対戦では2連勝の琉球に軍配が上がった。特に第2戦は後半にディフェンスで仕掛けて逆転勝ちを引き寄せており、今回も持ち味を発揮して、その再現を狙う。対する島根は前節、守備に定評にある白濱僚祐がケガから復帰後、最長となるプレータイムを記録した数少ない収穫があった。彼とともに好守が光る橋本尚明がゲームを引き締め、相手のプレッシャーを受ける前にリバウンドからの速攻でリズムを作りたい。
文＝大橋裕之
■ロスター
・島根（ヘッドコーチ代行：河合竜児）
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和
・琉球（ヘッドコーチ：藤田弘輝）
石崎巧
船生誠也
並里成
ナナーダニエル弾
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリー
ジャック・クーリー
牧隼利
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