2021.03.05

連敗止めた両チーム、アドバンテージがあるレバンガ北海道は本拠地連勝を目指す

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道vs広島ドラゴンフライズ(@北海きたえーる)
第1戦:3月6日13時35分 第2戦:3月7日14時5分

 千葉ジェッツとの第25節が4月21日に組まれたため、レバンガ北海道は1週間ぶりの試合。今節は北海きたえーるで広島ドラゴンフライズを迎え撃つ。

 前々節の北海道は9連敗という長いトンネルを抜け出し、ようやく今シーズン10勝目を手にした。秋田ノーザンハピネッツとの初戦は第3クォーターの失速が響いて73−81で敗れたものの、第2戦で4点差の勝利。2点ビハインドの最終クォーターの残り21秒からジョーダン・テイラーが起死回生の3ポイントシュートと3本のフリースローを決めきって接戦をものにした。

 3日に試合があった広島は、アウェーで滋賀レイクスターズと対戦。この日はグレゴリー・エチェニケが28得点11リバウンドを挙げてインサイドを制しただけでなく、アウトサイドから朝山正悟トーマス・ケネディ田中成也らが次々に3ポイントをヒット。中でも朝山は6本中6本の長距離砲を含む25得点の活躍を見せ、最終スコア99−77で9試合ぶりの勝利を収めた。

 前の試合で連敗を止めた両チームは、ともに地区最下位に沈んでいる状態。北海道はホームの地、日程面でも優位に立つだけに初戦の出だしからアグレッシブなプレーで一気に流れを引き寄せたい。一方の広島は、ここまで1試合平均88.0失点ながら滋賀戦では前半を36失点に抑えたことが後半のオフェンスにもつながったと言える。北海道戦でも、まずは守備に高い意識も持ちそこからペースを握り勝利したいところだ。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
中村拓人 ※特別指定
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・広島(ヘッドコーチ:尺野将太)
ジャマリ・トレイラー
トーマス・ケネディ
朝山正悟
岡本飛竜
アイザイア・マーフィー
グレゴリー・エチェニケ
柳川幹也 ※特別指定
田渡凌
田中成也
荒尾岳
古野拓巳
谷口大智
森山修斗

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