2021.09.12
アルバルク東京は8日、世界スポーツ界が一丸となり気候変動問題に取り組む「スポーツ気候行動枠組み(Sports for Climate Action Framework)」に署名し、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)により署名団体として正式に登録されたことを発表した。
「スポーツ気候⾏動枠組み」は、2015年のパリ協定を受けて、UNFCCC とIOC(国際オリンピック委員会)との連携により発⾜したもので、5つの原則からなり、スポーツ団体が、⾃社の事業運営を持続可能な⼿法にしていくほか、ファンへの影響⼒を活⽤した啓発活動を推進するという2つの側⾯から⾏動を起こすことを約束するものだ。
〈スポーツ気候⾏動枠組み 5つの原則〉
原則1 より⼤きな環境責任を担うため、組織的な取り組みを⾏う。
原則2 気候変動の全般的な影響を削減する。
原則3 気候変動対策のための教育を⾏う。
原則4 持続可能な責任ある消費を推進する。
原則5 情報発信を通じ、気候変動対策を求める。
署名団体には、FIBA(世界バスケットボール連盟)、FIFA(世界サッカー連盟)などの各競技連盟や、バスケットボール界ではNBAやゴールデンステート・ウォリアーズ、その他サッカーのパリサンジェルマンやMLB・ニューヨーク・ヤンキースなど世界的知名度を誇るプロチームが名を連ねており、アルバルク東京も仲間入りを果たす。
今後、アルバルク東京はホームゲーム運営等でのCO2排出量を計測し報告・公表すること及びファンへの啓発活動を実施することで、署名団体としての責務を果たし、SDGsの中でも最重要課題とされる気候変動問題への具体的⽬標を掲げ取り組むことで、未来の⼦どもたちが今の私たちと同じようにスポーツを楽しみ、豊かな⼈⽣を送るための環境づくりに貢献する、とのことだ。
■UNFCCCプロジェクトリード リンディッタ・ヘイフェリ・サリフ⽒
アルバルク東京のスポーツ気候⾏動枠組みへの署名を歓迎します。今後、意思表⽰を⾏動に移し、アルバルク東京のファンや地域社会とともに気候変動に対応できる未来に貢献するために協働できることを楽しみにしております。また、⽇本の他のスポーツチームも、アルバルク東京の後に続き、気候変動問題の解決に貢献する世界のスポーツコミュニティに加わっていただけたらと思います。
■アルバルク東京代表 林邦彦
世界的にも緊急度の⾼い気候変動問題に、世界⼀丸となって本気で取り組む『スポーツ気候⾏動枠組み』への署名は、世界で最も競技⼈⼝の多いバスケットボールのプロチームとして、また、⽇本の⾸都である東京を本拠地とするプロチームとして、その社会的責任を果たすための⼤変有意義な機会と考えています。今後、国連の“スポーツの⼒”に対する期待に応え、ファンや地域のみなさまをよりよい未来にリードできるようできるよう、コミットを⾏動に移し、まい進いたします。
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