2022.04.21

【宇都宮vs秋田】リベンジ狙う宇都宮はテーブス、秋田は田口と古川の出来がカギを握る

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 秋田ノーザンハピネッツ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:4月23日15時5分 第2戦:4月24日15時5分

 東地区4位の宇都宮ブレックスは前節、同地区3位の川崎ブレイブサンダースとの直接対決を68−64で制した。

 第4クォーター終盤に意地を見せられたものの、第1クォーターで川崎の2ポイントシュートを0本、試合を通して9本の成功に抑えたことが勝利の大きな要因となった。現時点で1試合消化が少ない川崎が先に「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」進出を決めたが、この勝利で川崎と35勝で並び、今節での地区3位浮上も見えてきた。

 引き続き本拠地で戦う宇都宮が今回迎え撃つのは、秋田ノーザンハピネッツ。前々節でシーホース三河に痛恨の連敗を喫し、前節の千葉ジェッツ戦でも67−88で敗れてホーム3連敗。CS出場圏内のワイルドカード2位から3位へ後退し、その座を三河に明け渡してしまった。

 3月23日に行われた前回対戦では、ホームの秋田が前半の11点ビハインドを跳ね返し、75-69と逆転勝ちを収めている。宇都宮はこの試合で第4クォーターにテーブス海が3つのミスを犯してしまっただけに、今節におけるキーマンの1人にはリベンジに燃えるテーブスを指名したい。チームとしても川崎戦で16個のターンオーバーを数えた点は修正しなければならず、テーブスと鵤誠司が冷静なゲームメークで白星へと導きたい。

 秋田が敵地で宇都宮を破るには、体を張ったディフェンスで相手のインサイド陣と互角に渡り合うことと、3ポイントシュートがカギを握る。現在B1トップの成功率だが、連敗中は3ポイントの精度が落ちているため、田口成浩古川孝敏の復活が待たれる。

 文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

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