2022.07.12

「Alpen TOKYO×アンダーアーマー バスケットボールイベント」が開催…岸本隆一と鵤誠司がトーク

イベントには岸本隆一(左)と鵤誠司が参加した[提供]アンダーアーマー
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 7月9日(土)、新宿区にあるスポーツ量販店Alpen最大の規範店Alpen TOKYOで「Alpen TOKYO×アンダーアーマー バスケットボールイベント 岸本選手×鵤誠司選手プレミアムセッション」が行われ、イベントにはBリーグファイナルを戦った琉球ゴールデンキングス宇都宮ブレックスのポイントガード、岸本隆一選手と鵤誠司選手が登場した。

 会場には、事前にAlpen TOKYOにてイベント申込をした約20名が参加し、周囲には多くの立ち見客が出るなど賑わった。オープニング、両選手が登場すると会場からは大きな拍手が。普段、プライベートでの親交がそこまであるわけではないという二人だが、この日は朝から様々な取材などを二人で受ける中で、打ち解けた様子だった。

 両選手は昨シーズンのBリーグチャンピオンシップファイナルへ出場。マッチアップした印象を問われると、岸本は「弱い部分を的確についてくるので、やられたなという印象だった」とコメントし、鵤は「(岸本選手個人については)チームの中心人物として要注意人物だった。チームを背負っていた存在だった。(チームとしては)最後の最後まで、琉球さんの意地、プライドを見せつけられました」と語った。

 ファイナルには両チームのファン、ブースターを含め多くの観客が詰めかけた。岸本は「本当に素晴らしい場所を用意してもらって、本当に、自分たちもそうですけど、応援に来てくれる方々の気持ちとかが乗り移るのがああいう場所。悔しいは悔しいですけど、あの場所で戦えたというのは、個人的にもそうですけど、チームにとっても大きな糧になるものになったかなと」、鵤は「前のシーズン(2020-21シーズン)、ファイナルで負けて悔しい思いをした。また、ファンの皆さんも同じ気持ちだったと思う。そのリベンジがすぐ次のシーズンでできるということは、なかなかないことで、また勝ってリベンジを果たせた。また、ファンの方々の悔し想いとかを背負いながらプレーすることがファイナルの舞台でできたということが本当に幸せなことだったなって思います」とそれぞれ感想を口にした。

 その後イベントはシューズ選びへと話題が移行。岸本は「基本的に、ローカットで足首周りに制限がないのが好み。もう1つ大切なのは、ソールの地面に設置するときの感覚が大切」とこだわりを語り、鵤は「僕はグリップ力。ソールの止まる力は意識しています。カットの高さは特に大丈夫です」とした。

 最後は、参加した子どもたちからの質問に答えた両選手。「ディフェンスする時、どんなことを考えていますか?」という問いに対して、鵤は「相手の特徴は事前にもらっているので、その人の特徴を頭に入れながら、少し先読みするという予測する部分が多いと思います」とコメント。

 また、岸本は「気持ちだね。でも、特に自分よりも大きい選手とのマッチアップになった時は、どこかで“やられてもしょうがないじゃん”と思って、自分だけじゃないし周りにも味方の選手もいるし、それくらい余裕を持っていけばいいプレーできると思います 」とアドバイスを送った。

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