2022.09.06
9月4日、府中トヨタスポーツセンターにおいて、アルバルク東京と広島ドラゴンフライズのプレシーズンマッチが開催。A東京はデイニアス・アドマイティスヘッドコーチ新体制のもと、初の対外試合となった。
A東京はジャスティン・コブス、田中大貴、小酒部泰暉、ライアン・ロシター、アレックス・カーク、広島は青木保憲、辻直人、佐土原遼、ドウェイン・エバンス、ケリー・ブラックシアー・ジュニアがそれぞれのスタートファイブ。A東京のコブス、広島のエバンス、ブラックシアーの3人が今シーズンの新加入選手が初戦から先発に名を連ねた。
A東京はティップオフ直後は互角の展開を見せるも、パス交換などでしばしばファンブルを見せるなど、コンビネーションの部分で不安を見せる。加えて、広島の内外のバランスの取れたオフェンスに手を焼く。特に、辻、朝山正悟、船生誠也の3ポイントシュートを的確に決められ、第1クォーターは18−25とビハインドを背負う。
第2クォーター、A東京は東京はシュートが外れても、オフェンスリバウンドでつないで次第にリードを縮めていく。ディフェンスの強度も上がり安藤周人がスティールからボースハンドダンクを決めるなどして追撃。前半を40−42と1ゴール差で折り返した。
後半開始早々、A東京はカークがゴール下でバスカン、ロシターがオフェンスリバウンドをねじ込むが、辻、ニック・メイヨ、佐土原に決められ逆にリードを広げられる。第3クォーターの終盤、コブス、藤永佳昭を同時にコートに入れ、新しいシステムを試す場面もあった。
個人スタッツでは、A東京は安藤がチームハイの22得点をマーク。田中が16得点と続き、ロシターが10点10リバウンドのダブルダブルを達成した。対する広島はメイヨが22得点とチームハイを記録(リバウンドは8本)、新加入のブラックシアーが16得点、エバンスが15得点を続いていた。
■試合結果
アルバルク東京 75−83 広島ドラゴンフライズ
A東京|18|22|25|10|=75
広島|25|17|27|14|=83
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