2023.01.10

【三河vs信州】連敗を阻止したい三河、相手の3ポイントシュートへの守り方がカギ

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河vs信州ブレイブウォリアーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
GAME1:1月11日19時5分

2022年を4連敗で終えたシーホース三河は、ホームで迎えた新年最初の節も千葉ジェッツに連敗。GAME1は第1クォーターのビハインドを前半のうちに盛り返したが、後半の20分間で58失点。GAME2も前半に51失点を喫し、第3クォーターに挽回しながら最後は息切れした。ターンオーバーはGAME1で9個、GAME2に至っては4個しかなく、欠場した西田優大に代わって長野誠史角野亮伍中村太地の得点も伸びた。2戦ともオフェンスリバウンドを19本奪われ、90失点を超えたディフェンスに課題があるのは明白だ。

前々節から中2日で天皇杯セミファイナルを戦い、その後、中1日で前節に臨んだ信州ブレイブウォリアーズは、そのハードスケジュールが影響したのか、リーグ全体の最下位に沈む新潟アルビレックスBBとのGAME2を落とす痛い結果となった。2戦とも前半に得点が伸びず、第4クォーターに主導権を握る展開だったが、GAME2はそれまでのビハインドが大きすぎた。5試合欠場していたアンソニー・マクヘンリーが復帰したのは好材料。“貯金”を作ることはできなかったが、中地区上位2チームと2ゲーム差になり、好機は近づいている。

“借金”が「8」まで増えた三河だが、1月と2月は勝率の低いチームとの対戦が多く、巻き返すチャンスでもある。意識しなければならないのはやはりディフェンス。信州に対しては、試投数は多いが、成功率はリーグで3番目に低い3ポイントシュートをどう守るかがカギになりそうだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
中村太地
柏木真介
細谷将司
長野誠史
アンソニー・ローレンスⅡ
ブランドン・ジャワト
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
セドリック・シモンズ
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・信州(HC:勝久マイケル)
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
ウィリアム・モズリー
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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