2023.04.27

【SR渋谷vs横浜BC】SR渋谷は今季最後のホームを死守したい…横浜BCは河村勇輝のアシスト数にも注目

フリーライター

サンロッカーズ渋谷vs横浜ビー・コルセアーズ(@青山学院記念館)
GAME1:4月29日17時5分 GAME2:4月30日14時5分

 中地区4位のサンロッカーズは前節、第4クォーターの追い上げが実らず、琉球ゴールデンキングスに連敗を喫した。GAME1は試合終了残り1分、ジェームズ・マイケル・マカドゥの得点で一時逆転したものの、72-73で惜敗。GAME2も残り2分を切って同点まで迫ったが、84-90で敗れた。リバウンド争いで劣勢に立ち、ジャック・クーリーには2戦合計で40リバウンドを献上してしまった。

 そんなSR渋谷は今節が今シーズン最後のホームゲーム。25勝31敗で勝ち越しの望みがないなか、15勝13敗のホームだけは死守したい。横浜ビー・コルセアーズもインサイド陣が手ごわく、チャールズ・ジャクソンは5戦連続で“ダブルダブル”と好調だ。72-82で敗れた第29節に欠場していたマカドゥの好守や、パスの供給源となる河村勇輝封じに関野剛平の働きが必要になる。

 対する同2位の横浜BCは前節、シーホース三河を開いてに2連勝を逃した。GAME1は78-67の逆転勝ち。GAME2は78-83で敗れたが、前半の劣勢から巻き返して、第4クォーターに一時試合をひっくり返した。チーム最後のケガ人だった河村も戦線に復帰し、GAME1で14得点、GAME2では11アシストを記録した。

 その河村は1試合平均8.4アシストでランキング1位。さらに、あと0.2本で2018-19シーズンのアシスト王だったジュリアン・マブンガを超えて歴代トップのリーダーズになる可能性を持つだけに、残り4試合のパフォーマンスに注目が集まる。正ポイントガードのさらなる活躍があれば、横浜BCは初の「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」へ弾みがつくに違いない。

文=大橋裕之

■ロスター
・SR渋谷(HC:浜中謙)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
ベンドラメ礼生
小島元基
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
石井講祐
津屋一球
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
井上宗一郎

・横浜BC(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
河村勇輝
赤穂雷太
森川正明
チャールズ・ジャクソン
大庭岳輝
デビン・オリバー
森井健太
キング開
松崎裕樹
須藤昂矢
エドワード・モリス

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