2023.04.27

【千葉JvsA東京】今後を見据えた注目カード…攻撃の千葉Jか、それとも守備のA東京か

フリーライター

千葉ジェッツvsアルバルク東京(@船橋アリーナ)
GAME1:4月29日15時5分 GAME2:4月30日15時5分

日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」開催を前に、千葉ジェッツアルバルク東京が激突する。今シーズンの東地区覇者と同地区2位が相まみえる舞台は船橋アリーナ。今後の真剣勝負を見据え、両軍がどんな戦い方を披露するのか注目だ。

 敵地に乗り込んだ第34節で群馬クレインサンダーズを連破した千葉Jは、今シーズン50勝目を挙げた。序盤から追いかけたGAME1は第4クォーター中盤に初めて同点に追いつくと、残り約3分間を無失点に抑えて80-78で逆転勝利。25点差で快勝したGAME2は、第2クォーターに6本の3ポイントシュートを射抜き、守っては失点を「8」に抑えて前半で勝負を決定づけた。

 前節のA東京は、アウェーで仙台89ERSを相手に2勝を収めて4連勝。2試合ともに競り合いとなったが、GAME1を75-62、GAME2を70-65でものにした。ただ、3ポイントシュートが2試合で45本中9本の成功と振るわなかったため、今節へ向けての修正が問われる。

 両チームの顔合わせは、1勝1敗で星を分け合った2022年10月の第2節以来。今シーズンはここまで1試合平均87.8得点のオフェンス力をマークする千葉Jに対し、A東京は同69.9失点と鉄壁の守備を誇る。互いにB1トップの数字であり、どちらが本来の力を発揮できるかが勝敗を分けるだろう。千葉Jの武器でもある3ポイントを止めるには、原修太クリストファー・スミスと対峙するザック・バランスキー吉井裕鷹の働きが需要になりそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
米山ジャバ偉生

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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