2023.04.27

「海外との連携を深めていきたい」…各国とコンタクトをとる島田チェアマンが目指すBリーグの将来

『島田のマイク』第130回が公開
バスケ情報専門サイト

 4月27日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第130回が配信。今回はBリーグのユース選手、新体制となったクラブ、インドネシアリーグとの交流などについて触れている。

 3月末に開催され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15の3連覇で幕を閉じた「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」。MVPに選出された若野瑛太はそのまま同チームのU18に昇格し、島田氏としては「高いレベルで一日も早くプレーしてもらう。そのためにこういう制度(ユース育成特別枠)を作っているので、早くプロになりたいと考える選手が増えてきているのは本当にうれしい」と、同選手の選択に喜びを見せた。

 続いて、経営体制の変化した滋賀レイクス熊本ヴォルターズの話題に移った島田氏。滋賀は4月16日に球団会見を行い、経営方針の変更について取締役の面々が真摯にメディアからの質問に答え、そのリリースの仕方に島田氏は思わず“素敵”と感じたようだ。「皆さんがファンのことを思って進めていることがよく分かりますよね、素晴らしいなと」。

 西川グループの支援のもと、新たな舵を切った熊本には「昨今で言うと震災もコロナもありましたし、この1年2年は本当にご苦労が多かったと思う」とコメント。島田氏はすでに西川グループとコミュニケーションをとっており、地域の自主性を重視しつつ、今後のアリーナ新設やB1に昇格向けて努力を重ねていく球団の指針を確認できたようだ。

 また、島田氏はインドネシアリーグともコンタクトをとっていると明かし、同リーグの近況を説明。Bリーグの組織構造を学ぶほか、NBAのアカデミーを誘致するなどして組織の変革を進めており、「間違いなく発展していくはず」と大きな期待を寄せている。島田氏は中国にも足を運んでいるようで、「海外との連携を深めて、バスケット界の発展に役立つルートを作っていきたい」と今後のリーグ構想を示しつつ、番組を締めくくった。

B1の関連記事