2023.04.27

【群馬vsFE名古屋】群馬は今季最後の“オプアリ”で連勝なるか…パーカーvsルークにも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

群馬クレインサンダーズvsファイティングイーグルス名古屋(@オープンハウスアリーナ太田)
GAME1:4月29日15時5分 GAME2:4月30日15時5分

 4連敗中の群馬クレインサンダーズは、新拠点のオープンハウスアリーナ太田でも1勝のみとファンの期待に応えられていない。今シーズン最後の“オプアリ”では2連勝で締めくくり、最終節へとつなげたいところだ。

 前節の群馬はホームで千葉ジェッツに連敗を喫した。初戦は第1クォーターから34得点を奪ってリードする展開を作ったものの、最後の10分間でわずか8得点と急ブレーキ。第4クォーターはターンオーバーを「0」に抑えたものの、勝負の時間帯で試合をひっくり返されてしまった。続くGAME2では第2クォーターで8-34と大差をつけられ、最終スコア73-98の完敗。オフェンスは2試合連続で70点台と低調で、守備では2試合で178失点を数えただけに、今節へは攻守両面での修正が問われる。

 東地区5位の群馬が今節に迎え撃つのは、西地区6位のファイティングイーグルス名古屋。前節のFE名古屋はGAME2で名古屋ダイヤモンドドルフィンズを2点差で退けた。第3クォーター終了時点で16点ビハインドを背負ったが、最終クォーターでは野﨑零也の12得点を筆頭に一挙31得点の猛攻で逆転勝利。第32節のアルバルク東京戦同様に、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出チームから価値ある白星をつかんだ。

 群馬はコンディション調整のため前節を欠場したトレイ・ジョーンズが復帰濃厚か。もし出場できれば、チーム得点王が今シーズン最後のホーム戦で爆発力を見せてほしい。対するFE名古屋は、エヴァンスルークがキーマン。経験豊富で同じ帰化選手のマイケル・パーカーを相手にどこまで対抗できるか見ものだ。

文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:水野宏太)
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

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