2023.04.13

【A東京vsFE名古屋】初の顔合わせ…A東京は序盤から得点源を抑えて主導権を握りたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京vsファイティングイーグルス名古屋(@国立代々木競技場 第一体育館)
GAME1:4月15日17時5分、GAME2:4月16日15時5分

 第30節に続いて前節もアウェーゲームとなったアルバルク東京は、レバンガ北海道との接戦を制した。1点ビハインドで迎えた第3クォーターにジャスティン・コブスセバスチャン・サイズを中心に、確率良くシュートを射抜き、第4クォーターを前に7点のリードを獲得。その後も点差を詰められるたびにコブスの存在感が光り、計21得点のうち14得点を後半にマークした。最終スコア77-69で前回対戦の借りを返し、安藤周人が4試合ぶりに戦列復帰を果たしたことも明るいニュースとなった。

 今節のホーム2連戦では、ファイティングイーグルス名古屋との初対決。そのFE名古屋は9連敗中と苦しい戦いが続き、前節はあと一歩のところで待望の勝利を逃した。京都ハンナリーズのホームに乗り込んだ一戦は、互いに譲らず残り20秒を切った時点で74-77。追い込まれたFE名古屋は、同10秒に野﨑零也が同点の3ポイントシュートを沈めたが、終了間際に相手にも3ポイントを許してしまった。

 A東京は、1試合平均失点が70点以下と安定の守備を誇る。ただ、北海道戦では立ち上がりからショーン・ロングに活躍を許したため、今節は序盤からジョナサン・ウィリアムズジェレミー・ジョーンズといった得点源を封じ込めたい。攻撃面では今後を見据えたうえでもライアン・ロシターが調子を上げたいところだ。FE名古屋は前節、敗れはしたが、野﨑が21得点をマーク。A東京の堅守を崩すには、彼の活躍に感化されるように、ほかの日本人選手も得点面での貢献が必要になるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

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