2023.04.18
Bリーグは4月11日、理事会に関するメディアブリーフィングを実施。2023-24シーズンにおけるBリーグクラブライセンスの第2回判定結果を発表した。
3月14日の第1回判定結果発表時点で継続審議となっていたのはB1、B2の計9クラブ。アルバルク東京、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ、三遠ネオフェニックスに加え、B2所属の福島ファイヤーボンズにもB1ライセンスが交付された。また、アースフレンズ東京Z、バンビシャス奈良、香川ファイブアローズはB2ライセンス。財務基準の確からしさを理由にB1ライセンスが継続審議となっていた山形ワイヴァンズは「審議にかかるライセンスをクラブで見直しした」(Bリーグ担当者)ことで、新たにB2ライセンスを申請し、交付を受けることになった。
施設基準の確からしさを理由に継続審議理由となっていたA東京に関して、国立代々木競技場 第一体育館が審議対象だったと明かされた。B1ライセンスではリーグ戦ホームゲーム数の80パーセント以上を該当アリーナで開催しなければいけないが、A東京は「コロナ後における代々木第一を使う国内外のイベント再開を受けて、いかんともしがたい状況に陥ってしまった」(Bリーグ担当者)ため、国立代々木競技場 第一体育館における80パーセントの確保が難しかったという。
クラブライセンス交付規則には「震災や事故等またはアリーナの新設計画や改修計画がある場合等、理事会がやむ得ない事情があると判断した場合には、本基準の判定において特別な取扱いを行うことができるものとする」との基準があり、“震災や事故等”のなかのコロナ事由に該当するとして、理事会にて承認されたようだ。
また、「アリーナの新設計画があり特別な取扱いを行う場合においては、対象シーズンに使用するアリーナの入場可能数はB1:3,000席以上とする」とのホームアリーナ要件に基づき、国立代々木競技場 第一体育館と同じ団体によって管理され、3000人を収容できる国立代々木競技場 第二体育館と合わせ、80パーセント以上を開催するという特別措置としてB1ライセンスが交付された。
A東京は2025年秋の新アリーナ開業を発表したが、Bリーグのクラブ担当者は次のように説明した。
「新設アリーナ計画があるクラブには特別な取り扱いとして、新アリーナが建設されるまでは3000人以上のアリーナでやってくださいと。ホームアリーナという概念があって、ホームアリーナ要件を準拠いただくわけですが、理想としては3000席以上のアリーナで、さらにそこで8割を開催してくださいといった指導をクラブにさせていただいていました。A東京が直面した課題は『リーグ戦ホームゲーム数の80パーセント以上開催』ということ。新設アリーナで判定したとしても、80パーセント以上開催が当てハマらないという状況でした。代々木第一で判定しても、新設アリーナで判定しても、同じ課題に直面したと思います」
Bリーグの島田慎二チェアマンは「リーグとしてはアリーナ建設を勧めていますが、土地や場所によっては代替のアリーナがないケースもありえます。80パーセントをキープすることが難しい状況に陥るのもありえるだろうと。そういったことが難しくて、成長を阻害するケースがあるならば、是正していくべきだと考えております」とコメントした。
■2023-24シーズン B1ライセンス交付32クラブ
・B1所属(2022-23シーズン)
レバンガ北海道
仙台89ERS
秋田ノーザンハピネッツ
茨城ロボッツ
宇都宮ブレックス
群馬クレインサンダーズ
千葉ジェッツ
アルバルク東京☆
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
新潟アルビレックスBB☆
富山グラウジーズ☆
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス☆
シーホース三河
ファイティングイーグルス名古屋
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
琉球ゴールデンキングス
・B2所属(2022-23シーズン)
福島ファイヤーボンズ☆
越谷アルファーズ
アルティーリ千葉
西宮ストークス
ライジングゼファー福岡
佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ
熊本ヴォルターズ
■2023-24シーズン B2ライセンス交付16クラブ
・B2所属(2022-23シーズン)
青森ワッツ
山形ワイヴァンズ☆
アースフレンズ東京Z☆
バンビシャス奈良☆
香川ファイブアローズ☆
愛媛オレンジバイキングス
・準加盟(2022-23シーズン)
岩手ビッグブルズ
さいたまブロンコス
立川ダイス
東京八王子ビートレインズ
横浜エクセレンス
岐阜スゥープス
ベルテックス静岡
トライフープ岡山
山口ペイトリオッツ
鹿児島レブナイズ
☆:第2回判定結果でライセンスが交付されたクラブ
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