【京都vs秋田】主将の満田丈太郎が復帰の京都、チーム力で上回りホーム連勝なるか

小沼克年

フリーライター

■京都ハンナリーズvs秋田ノーザンハピネッツ（＠京都市体育館）
GAME1：4月15日15時5分、GAME2：4月16日15時5分

　前節の京都ハンナリーズは、ホームでファイティングイーグルス名古屋と対戦した。第1クォーターで8点リードを作ったが、第3クォーターに反撃されて最後の10分間に突入。最終クォーターは劇的な幕切れとなりながら試合を制した。3点リードの試合終了残り10秒に同点に追いつかれたが、最後の攻撃でジェロード・ユトフがトップの位置から3ポイントシュートを成功。これが決勝点となり、今シーズン3連敗していた相手から1勝をもぎ取った。

　連敗を「2」で止めた京都は、キャプテンの満田丈太郎が3月18日以来の戦列復帰。FE名古屋戦では小西聖也、小澤智将、青木龍史なども第4クォーターで仕事を果たしたため、引き続き日本人選手が脇を固めて勝利を手繰り寄せたい。今節のホームゲームは、秋田ノーザンハピネッツと今シーズン最初で最後の2連戦だ。

　第31節の秋田は千葉ジェッツと敵地で対戦したが、第1クォーターでリードされると、最後まで捕まえることができなかった。総得点は2試合連続で68点となり、千葉J戦ではわずか5本にとどまったフリースローチャンスに加え、スタントン・キッドの4ファウルも響いた印象だ。

　前節からはディフェンスの修正もさることながら、白星獲得へは得点力アップも必要となる。千葉J戦ではともにわずかなプレータイムだったものの、4試合ぶりにコートに立った多田武史、加入後2本目となる3ポイントを記録した小栗瑛哉の若手がチームを活性化させることができるか注目したい。

文＝小沼克年

■ロスター
・京都（HC：ロイ・ラナ）
ジェロード・ユトフ
 水野幹太
 小西聖也
 マシュー・ライト
 小澤智将
 久保田義章
 青木龍史
 満田丈太郎
 トビンマーカス海舟
 シェック・ディアロ
 ザック・モーア
 益子拓己 ※特別指定
小室昂大
 エペ・ウドゥ