2023.05.04

【大阪vs茨城】大阪はホーム最終戦を飾りたい…茨城は今シーズン最長の4連勝なるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

大阪エヴェッサvs茨城ロボッツ(@おおきにアリーナ舞洲)
GAME1:5月6日17時5分 GAME2:5月7日17時5分

 大阪エヴェッサは前節、琉球ゴールデンキングスに2連敗を喫した。ショーン・オマラが欠場したなか、ゾーンディフェンスをはじめ、鈴木達也合田怜による好守も見せたが、GAME1は64-75で及ばず、GAME2も72-86で敗戦。ディージェイ・ニュービルが厳しいマークに遭いながら2戦合計で37点を奪ったものの、3ポイントシュート成功を封じられてしまった。

 大阪は26勝32敗で西地区5位。ただ、シーズン最終戦となるホームゲームでは15勝13敗の戦績だけに、勝ち越しのまま締めくくりたい。迎え撃つ好調の茨城ロボッツに対しては、そのけん引役であるチェハーレス・タプスコットに警戒が必要だ。マッチアップが予想されるニュービルやアイラ・ブラウンの働きが重要で、相手外国籍選手同士の連携プレーにも、チームで食い止めたい。

 茨城は3連勝でアウェーに乗り込む。前節は秋田ノーザンハピネツとのGAME1を91-82で制し、GAME2は89-75の逆転勝ち。タプスコットがスコアリーダーとなるなか、ディフェンスで踏ん張り、素早くオフェンスに転じる試合運びが成長を遂げている。とりわけ、GAME2は後半の失点を26点にとどめ、福澤晃平中村功平などのスティールで流れを一気に引き寄せた。

 茨城は勢いままにシーズン最長の4連勝を狙う。そのためにも、ニュービル封じが必要になる。ディフェンスに長けた鶴巻啓太やタプスコットを中心に、司令塔をタフショットへ追い込みたい。防御が機能すれば、直近3戦で1試合平均90点超えの攻撃が勢いづく。さらに、フリースロー成功率でリーグトップを堅持する平尾充庸の個人タイトル獲得にも注目だ。

文=大橋裕之

■ロスター
・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
浅井修伍※特別指定
多嶋朝飛
荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
中村功平
キャメロン・クラットウィグ
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ

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