2023.12.10

シーホース三河が今季初の敵地同一カード連勝を達成…指揮官「価値のある2試合」

18得点を奪った西田[写真]=B.LEAGUE
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 12月10日にゼビオアリーナ仙台でB1リーグ第11節第2戦が行われ、シーホース三河仙台89ERSと対戦した。

 第1クォーターからダバンテ・ガードナーを中心に得点を重ねたものの、4本の3ポイントシュートを許すなど18-23と5点のビハインドを背負った。追いかける展開が続いた第2クォーターは、27-32で迎えた残り2分21秒からガードナーが3ポイントを含む連続得点をマーク。逆転に成功すると、同16秒に久保田義章ジェイク・レイマンのスティールから得点を記録した。

 4点リードで突入した第3クォーターではガードナーに頼らない攻撃を展開し、西田優大とレイマンがオフェンスをけん引。小林遥太の3ポイントで流れを譲りかけたが、西田の長距離砲で締めくくり、リードを9点に広げた。

 一時点差を13点にまで広げた第4クォーターだったが、仙台の反撃に遭って試合終了残り1分43秒の時点で79-74。それでも、最後はファウルゲームから逃げきり、83-76で勝利を収めた。ガードナーが28得点13リバウンド6アシストと躍動。レイマンが19得点9リバウンド、西田が18得点を記録した。

オールラウンドな活躍を見せたガードナー[写真]=B.LEAGUE

 三河にとっては今シーズン初となる敵地での同一カード連勝。指揮を執るライアン・リッチマンヘッドコーチは試合後の記者会見を通じて「価値のある2試合」と評価し、「自分たちが成長できている証拠だと思います」とコメントした。

 三河は2022-23シーズン限りで、28年間にわたってチームを率いた鈴木貴美一前HCが退任。リッチマン新HCの下、新加入選手も多い“生まれ変わったチーム”だ。新指揮官は「チームを作り上げていく過程」としつつ、終盤の接戦を勝ちきったことについて「素晴らしい経験になりました」と口にした。

■試合結果
仙台89ERS 76-83 シーホース三河
仙台|23|9|18|26|=76
三河|18|18|23|24|=83

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