2023.12.16

A東京&宇都宮が千葉Jを突き放す連勝…河村勇輝が主要スタッツ2部門でトップに/12月16日開催 B1試合結果

9アシストをマークし横浜BCの勝利に貢献した河村[写真]=B.LEAGUE
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 12月16日、各地でB1リーグ第12節が行われた。

 東地区首位のアルバルク東京は、長崎ヴェルカの敵地に乗り込み71-62でリーグ戦3連勝。ミッドウィークの天皇杯で敗れた相手からリベンジを果たす白星をもぎ取り、地区単独首位の座をキープした。また、ゲーム差1で追いかける同2位・宇都宮ブレックスも敵地で京都ハンナリーズに85-71で勝利した一方で、同3位の千葉ジェッツはホームにサンロッカーズ渋谷を迎え痛い黒星。こちらはジョン・ムーニーが40分出場し19得点13リバウンドと気を吐いたが、オーバータイムの末に88-93で敗れ、今季3度目のリーグ戦2連敗。首位と6差、2位と5差に後退した。

 中地区は、好調な首位・三遠ネオフェニックスが、ホームで佐賀バルーナーズを105-95で制し3連勝を飾った。ベンチスタートながら最多24得点を挙げた金丸晃輔ら6選手が2ケタ得点をマークし、会心の100点ゲームで首位固め。そんな三遠を追いかける2位・川崎ブレイブサンダースは、ニック・ファジーカスを出場停止で欠く陣容で、レバンガ北海道に痛恨の2連敗。首位とのゲーム差が3.5に開くと同時に、バイウィーク明け5勝1敗と勢いに乗る3位・シーホース三河にも1.5ゲーム差に詰め寄られている。

 前節終了時点で8チーム中6チームが勝率5割以上という混戦の西地区では、連覇を目指す首位・琉球ゴールデンキングスが、ホームで同地区の広島ドラゴンフライズを80-73で下しリーグ戦5連勝。この日は同2位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズも敗れ、両チームのゲーム差は2に広がっている。また、バイウィーク前から黒星が続いている大阪エヴェッサは、好調な秋田ノーザンハピネッツに押し切られ10連敗。開幕7連勝で築いた貯金も一転、9勝11敗の借金2と、苦しい戦いが続いている。

 この日のデイリースタッツリーダーは、自己最多8本の3ポイントを決め29得点のアンソニー・クレモンズ(SR渋谷)と、今シーズン最多29得点のジャック・クーリー(琉球)、2週連続でキャリア最多を更新した20リバウンドのトーマス・ウェルシュ(北海道)、9アシストの河村勇輝(横浜BC)。

 得点王争いトップに立つ河村は、この日24得点で平均得点を25.1に下げたものの、平均アシストで岡田侑大(京都/5.9)を上回る6.0とし、主要2部門のシーズンスタッツリーダーとなっている。

 明日17日は第12節の第2戦、11試合が行われる。

■ 12月16日のB1試合結果
島根 95-67 信州
大阪 65-78 秋田
茨城 65-73 群馬
千葉J 88-93 SR渋谷
横浜BC 79-70 名古屋D
三遠 105-95 佐賀
三河 90-77 富山
京都 71-85 宇都宮
FE名古屋 79-87 仙台
川崎 63-65 北海道
長崎 62-71 A東京
琉球 80-73 広島

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