2024.07.17
川崎ブレイブサンダースは7月8日、前ヘッドコーチの佐藤賢次氏がブンデスリーガに所属するMHPリーゼン・ルートヴィヒスブルクのアシスタントコーチに就任することを発表した。
佐藤氏は現役時代から東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)一筋で、2019年にアシスタントコーチからHCに昇格。5シーズンにわたってチームを率い、2023-24シーズンをもって退任した。今後はチーム運営会社の株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースに在籍しつつ、ルートヴィヒスブルクでACとして活動。海外での経験を川崎に還元していくという。
佐藤氏、川崎渉代表取締役社長はクラブを通じて、次のようにコメントした。
「このような形で私を送り出す決断をしてくださった川崎社長をはじめDeNA川崎ブレイブサンダースの関係者の皆さま、そして、私を受け入れる決断をしてくださったJohn Patrick ヘッドコーチ、MHP RIESEN Ludwigsburg の関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。今の自分に足りないものは何か自問自答しこの挑戦にたどり着きました。MHP RIESEN Ludwigsburg のためにベストを尽くしてきます。その経験を、川崎のバスケットボール、日本のバスケットボールの未来に必ず生かします。サンダースファミリーの皆さま、これまで本当にお世話になりました。大きくなって帰ってきます!またお会いしましょう!」(佐藤氏)
「賢次さんが20年以上にわたり、全身全霊をかけて川崎ブレイブサンダースに尽力されたことに心から感謝し、深く敬意を表します。クラブとして引き続き重要な役割を担っていただきたいと考えていましたが、川崎を本当に良いクラブにしたいと願っている賢次さんだからこそ、そのために視野を広げる挑戦を強く望んだのだと思います。 川崎ブレイブサンダースとしても、その想いと決意に賛同し、海外での挑戦を全力で支援することにいたしました。海外で真剣勝負の場に身を置くことは、多方面で困難が伴いますが、この経験は賢次さんの人生の重要な礎となると確信しています。帰国後、その貴重な経験を川崎ブレイブサンダースに還元してくれることを今から心待ちにしています。サンダースファミリーのみなさまもぜひ賢次さんの新たな挑戦を応援してください。賢次さん、いってらっしゃい!」(川崎社長)
なお、佐藤氏のコメントにある「John Patrick ヘッドコーチ」は、2023-24シーズンまで千葉ジェッツを率いたジョン・パトリックHC。ドイツの地で手を組むことになった。
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