2024.05.19

琉球ゴールデンキングスが千葉Jに意地の逆王手…白熱のセミファイナルはどちらも第3戦へ

クォーターファイナル第3戦で足を負傷しているなか、琉球の勝利に貢献した今村[写真]=B.LEAGUE
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 5月19日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』セミファイナルが開催され、琉球ゴールデンキングス(西地区2位)がホームの沖縄アリーナで千葉ジェッツ(ワイルドカード下位)との第2戦に臨んだ。

 第1戦に62-95で敗れた琉球だったが、第1クォーターからアレン・ダーラム岸本隆一今村佳太牧隼利と計5本の3ポイントを沈め、23-13とリードを奪う。続く第2クォーターではジャック・クーリーを軸に得点を重ねるも、クリストファー・スミスに11得点を奪われ、千葉Jに点差を詰められる展開に。それでも、琉球は終盤に小野寺祥太の3連続3ポイントで突き放し、43-33で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、クーリーのバスケットカウントが決まると、さらに今村の3ポイントがヒット。終盤にはヴィック・ローもバスケットカウントで3点プレーを成功させ、62-48と点差を拡大した。第4クォーターでもディフェンスの強度が落ちない琉球は、ダーラムの連続得点やクーリーのオフェンスリバウンドからの得点でリードを保つ。さらに、小野寺の長距離砲も決まり、最後は琉球が81-63でリベンジを果たした。

 逆王手をかけた琉球は、クーリーが25得点12リバウンド、小野寺が12得点、ダーラムが10得点16リバウンド7アシスト、岸本と今村が9得点と活躍。一方、敗れた千葉Jは、スミスが19得点、富樫勇樹が10得点をマークした。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)と広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)のセミファイナル同様に、こちらも運命の第3戦へともつれることとなった。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス 81-63 千葉ジェッツ(@沖縄アリーナ)
琉 球|23|20|19|19|=81
千葉J|13|20|15|15|=63

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