2022.06.27

福島ファイヤーボンズ、新シーズンのロスターが確定…佐野HC「目標は『B1昇格』」

福島が2022-23シーズンのロスター確定を発表
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 福島ファイヤーボンズは6月27日、2022-23シーズンのロスターが確定したことを発表した。

 佐野公俊ヘッドコーチが指揮を執る来シーズンは、日本人選手が猪狩渉友利健哉長谷川智伸村上慎也山内翼髙橋祐二橋本尚明菅野翔太の8名。フィンランド代表のエリック・マーフィー、元ベネズエラ代表のグレゴリー・エチェニケ、元NBA選手のジョシュ・ハレルソンの外国籍選手トリオに、アジア枠としてチョン・ギボムが新たに加わり、12名が決定した。

 佐野HC、西田創代表取締役社長は公式HPを通じて、次のようにコメントした。

「新シーズンの目標は『B1昇格』です。ロスターは継続選手が7名、新規選手が5名の計12名になります。B1で中心選手としてプレー経験のある #55 ジョシュ・ハレルソン選手、B2からB1に『昇格』させた経験を持つ #88 グレゴリー・エチェニケ選手・#14 髙橋祐二選手といった、『B1昇格』をするために必要な力が加入しました。そこに、前シーズン悔しい思いをした継続選手7名の奮起を融合させて、結束力のあるチームを作っていきます。選手の特性を理解し、何事もシンプルに、且つ賢明にプレーすることを心がけ、常にハードワークをし、全員で『B1昇格』を目指します。応援してくださる皆様の期待に応えられるように、そして福島のシンボルとなれるよう、チーム一丸となって戦っていきます。更なる応炎よろしくお願い致します」(佐野HC)

福島ファイヤーボンズを応援いただきありがとうございます。Bリーグ2022-23シーズンのロスター確定にあたりクラブ代表としてコメントさせていただきます。まずはじめに6シーズンチームを率いていただいた森山前HCをはじめ、神原選手、市岡選手、ジェームス選手、アレックス選手、ジェイソン選手、水野選手、武藤選手、小笠原通訳には、ボンズの歴史を共につくっていただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。プレーオフ進出というクラブの新たな扉を開けたのは全てのメンバーの貢献があったからに他なりません。本当にありがとうございました」

「次シーズン、チームはこの12名でスタートすることになります。佐野HCとコミュニケーションをとりながら、B1昇格をしっかりと狙える編成ができたと考えています。特別指定選手枠の活用も検討しながら、シーズン通してチームのバランスを整えつつ、チーム力を高め続けていきます。契約継続となった村上選手、友利選手、菅野選手、長谷川選手、山内選手、エリック選手には、昨シーズンまでのチームの良いカルチャーは継承しつつ、個人のパフォーマンスレベルを更に高めてくれることを期待しています。レンタル移籍から正式加入となった橋本選手もボンズの新しい歴史をつくってくれる存在だと確信しています。新加入となる髙橋選手、エチェニケ選手は厳しいプレーオフを勝ち切ったB1昇格の経験をチームに注入してくれるはずです。クラブ初のアジア枠適用となるチョン選手はリリースの通り過去に過ちがあった選手ですが、彼の再起を共に歩む決断をしました。きっと失敗を糧に模範となる選手として活躍してくれるはずです。そして4シーズンぶりの復帰となる猪狩選手は次シーズンのチームのテーマでもある『結束』という要素を海外経験を踏まえ内側から体現する役割を担ってくれると思います。最後にハレルソン選手は言わずと知れた名選手ですが、どれだけキャリアを積んでも『チームに献身する』というブレないマインドセットはチームに良い影響を与え続けてくれると思います」

「今シーズンは例年に増して多様性に富んだ編成になりました。よくチームの『大黒柱』という表現を用いられますが、大黒柱はエースとは違い、精神的な支柱でもあります。このチームは全員が大黒柱になり得る素晴らしい人間性を有したメンバー達です。多様な価値観のメンバー達が個性を発揮しながらもチームとしてかたく結束して一つずつ勝利を掴みB1昇格を成し遂げます。このメンバー達がどのような化学反応を起こすのか楽しみにしていただけたらと思います。これからも福島ファイヤーボンズへのご支援をよろしくお願いいたします」(西田社長)

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