B1群馬が新戦力ベンティル離脱も即補強「外からも打てる」前福島のマーフィー加入

群馬に加入するマーフィーと負傷離脱したベンティル［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　B1東地区の群馬クレインサンダーズは10月24日、負傷したベン・ベンティルをインジュアリーリストに登録し、前福島ファイヤーボンズのエリック・マーフィーと新規選手契約に合意したと発表した。

　ガーナ出身で現在28歳のベンティルは、NBA経験もあるパワーフォワード。今夏に群馬へ加入し、Bリーグデビュー戦となる2023－24シーズン開幕戦でいきなり22得点をマークすると、4試合連続で途中出場し、1試合平均15.3得点6.5リバウンド2.3アシスト3ポイント成功率43.8パーセントの好成績をマークしていた。

　しかし、第3節は出場なく、全治約4週間の「右大腿骨骨挫傷」と診断されたことが判明。群馬にとっては開幕早々に痛い主力離脱となったが、すかさずBリーグ経験ある外国籍選手を獲得した。

　新戦力のマーフィーは208センチ109キロのパワーフォワード。NBAや欧州のリーグを渡り歩いて、2020－21シーズンにB2の福島へ加入した。来日後は年々スタッツを落としているものの、昨シーズンは38試合の出場で1試合平均10.1得点6.4リバウンド1.8アシスト3ポイント成功率36.4パーセントを記録。今シーズンも福島の一員として開幕を迎える予定だったが、開幕直前の9月27日付で契約を解除し自由交渉選手リストへ。開幕後6試合が終了したタイミングで、負傷離脱者が出た群馬から声がかかった。

　群馬は「マーフィー選手はアメリカ合衆国出身の外からでも打てるビッグマン。直近3シーズンは福島ファイヤーボンズに所属し、インサイドでの体を張ったプレーや外からの3ポイントシュートに定評がありました。また、フィンランド代表としても数々の舞台で戦ってきた、経験のある選手です」と、クラブ公式サイトを通じて期待の新戦力を紹介。

　マーフィーは「群馬のチームに加入することができてうれしいです。このチームの選手とプレーすること、ファンの皆さんにお会いできること、群馬での全てをすごく楽しみにしています。改めてここに来ることができてうれしいです」とコメントを寄せた。

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