2018.12.24

41得点の奥山理々嘉「まだ決めきれるシュートがたくさんあった」、八雲学園が初戦で100点ゲーム圧勝

初戦で41得点16リバウンドを記録した[写真]=加藤誠夫
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 12月24日、武蔵野の森総合スポーツプラザにて「SoftBankウインターカップ2018 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。女子は本日からシード校が登場し、東京都代表の八雲学園高校は、徳山商工高校(山口県)と対戦した。

 初戦の硬さからか、八雲学園は第1クォーターで先手を取られ、19-20で終了。次の10分間で逆転するも、37-29で前半を終えた。それでも、第3クォーターに入ると本来の攻撃バスケを展開。奥山理々嘉(3年)、吉田眞子(2年)を中心に攻めたて一挙32点を積みあげた。最終クォーターも攻撃の手を緩めず、終ってみれば105-56で圧勝した。

 今大会注目選手の1人である奥山は、この試合で41得点16リバウンドを記録。試合後は「まだ決めきれるシュートがたくさんあったんですけど、前半に比べたら後半の方がシュートの思いきり打てたので、そこはよかったかなと思います」と振り返った。

 ハーフタイム時、高木優子コーチは「あの子たちは分かってるから」と特別な指示はしていないという。これに対しキャプテンの奥山は「もうちょっと動いて流れ良くプレーできるように、あとはリバウンドもがんばろう」と、チームに声をかけたことを明かした。

 立ちあがりに苦しみながらも初戦を大差で制した八雲学園は、25日の3回戦で精華女子高校(福岡県)と対戦する。

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