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8月1日、昨年のインターハイで見事優勝を成し遂げた桜花学園高校(愛知県)は大阪桐蔭高校(大阪府)との「令和元年度 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子準決勝へ臨んだ。
準決勝まで全3試合をすべて100点ゲームで勝ち上がった桜花学園は、この日も好スタートを切った。43-21と大きくリードを奪い前半を折り返した。第3クォーターでは、31得点の猛攻を見せ、同クォーター終了時点74-31と勝利を手堅いものにし、最終スコア92ー45で、決勝進出を決めた。
試合後に取材に応じた桜花学園の井上眞一コーチは、今日の良かった点を問われると「ないです」と厳しい一言。チームの状態を尋ねられると「普通じゃないですか。特にいいもないし、悪いもない」と答えた。
また、2年生ながら常勝軍団の司令塔を務める江村優有(2年)についても言及。この日江村は、7得点と得点は伸びなかったが、9アシストをマークし、勝利に貢献した。しかし、指揮官は「江村がジャンプシュートとか3ポイント打てばいいのに、小さいのに突っ込んで、潰されて」と得点面での貢献も期待しているようだ。
連覇をかけ、2日に行われる岐阜女子高校(岐阜県)との決勝戦へ臨む桜花学園。6月の「第66回東海高等学校総合体育大会」決勝戦では81-50で勝利している。
「もうやるだけです。6月に試合をした時に、行った練習を思い出して、ハイピックとエイトクロスのカールカット4番の3ポイントをいかに止められるかがポイント」と語る井上眞一コーチ。その目はすでに決勝戦に向けられていた。