2019.08.01

福岡第一、インターハイ制覇まであと1勝…開志国際を後半に突き放す

福岡第一は快勝を収めて決勝へ進出[写真]=佐々木啓次
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8月1日、鹿児島県のサンアリーナせんだいにて「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の準決勝4試合が開催。福岡第一高校(福岡県)と開志国際高校(新潟県)が対戦した。

 試合は開始から福岡第一がペースを握り、序盤で12-2といきなり2ケタリードを作る。福岡第一は第1クォーターから仲田泰利(3年)、キエキエトピー・アリ(2年)らのベンチメンバーをコートへ送りだしたが、その間に開志国際が追いあげ、19-15で同クォーターを終えた。

 次の10分間は髙木拓海(3年)、ジョーンズ大翔(2年)の連続3ポイントが決まって、開志国際が1点ビハインドとする。福岡第一もすぐさま小川麻斗(3年)のバスケットカウントで対抗し、残り4分を切った時点で28-24。一時同点となったが、34-28で後半へ突入した。

 第3クォーターも終始開志国際が追いかける展開が続いたが、福岡第一は河村勇輝(3年)を中心に徐々に相手を引き離す。この10分間はディフェンス力を発揮して19-6と圧倒し、19点差で第4クォーターへ。

 開志国際は第4クォーター序盤、ジョーンズの得点で食らいつくが、小川に連続3ポイントを浴びて点差を詰められない。開始4分には、河村にバックコートから次々と抜かれてレイアップを沈められた。福岡第一は、そのまま相手を突き放し、最終スコア81-55で試合終了。

 2日の決勝戦は、北陸高校(福井県)vs福岡第一というカードに決まった。

【試合結果】
福岡第一 81-55 開志国際 (@サンアリーナせんだい)
福岡第一|19|15|19|28|=81
開志国際|15|13|6|21|=55

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