2020.02.11

中国高校新人大会…男子は広島県瀬戸内が初優勝、女子は慶進が6大会ぶり3回目の栄冠に輝く

中国大会を制した広島県瀬戸内(写真は昨年のウインターカップのもの)[写真]=伊藤大允
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 2月9日、広島県にて「令和元年度中国高等学校バスケットボール新人大会」の男女決勝戦が行われた。

 男女各16チームが参加した同大会。男子は広島県瀬戸内高校(広島県)と豊浦高校(山口県)による決勝戦となった。第1クォーターは広島県瀬戸内が、第2クォーターは豊浦がそれぞれ主導権を握り、前半終了時点で31-31と同点のまま後半へ。第3クォーターはともに得点が一ケタにとどまるロースコアな展開となる中、最終クォーターで広島県瀬戸内が27得点を挙げる。一方豊浦は16得点にとどまり、最終スコア63-54で広島県瀬戸内が大会初優勝を果たした。

慶進高校は3回目の新人大会優勝(写真は昨年のウインターカップのもの)[写真]=新井賢一

 一方女子は、慶進高校(山口県)と就実高校(岡山県)が決勝で対戦。試合は序盤から慶進高校がペースを握り、前半で35得点を積上げる一方、守っては就実の得点を18点に抑える展開。17点リードで迎えた後半は就実の猛追に遭うも、粘り強くスコアを伸ばして何とか振り切り、最終スコア68-64で慶進が6大会ぶり3回目の栄冠に輝いた。

【最終成績】
・男子
優勝:広島県瀬戸内高校
2位:豊浦高校
ベスト4:鳥取城北高校、松江東高校

・女子
優勝:慶進高校
2位:就実高校
ベスト4:広島皆実高校、広島観音高校