2022.07.31

立ち上がりに成功した京都精華学園…八雲学園を下し決勝の舞台へ/インターハイ2022

攻防でチームに大きく貢献したウチェ [写真]=伊藤 大允
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 7月31日、香川県の高松市総合体育館で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)女子の部」の準決勝が開催。京都精華学園高校(京都府)が八雲学園高校(東京都)と激突した。

 立ち上がりに成功したのは京都精華学園。開幕からイゾジェ ウチェがブロックを2発お見舞いすると、ゴール下でも得点を量産してチームに勢いをもたらす。第2クォーターは八木悠香の連続得点や堀内桜花のバスケットカウントなどで得点を積み重ね、43-24と19点のリードに成功し前半を終えている。

 迎えた第3クォーター、八雲学園に得点を許すとオフェンスファールも誘われ勢いにストップをかけられた京都精華学園。しかし、ウチェがゴール下でバスケットカウントを獲得して悪い流れを断ち切り、65-34とさらに点差を拡大して最終クォーターへ。

 第4クォーターでも京都精華学園は攻防の手を緩めず、ゴール下やミドルジャンパーで得点を重ね続ける。最後の10分間は八雲学園を5得点に抑える堅守を披露し、81-39と大勝で決勝進出を決めた。

 勝利した京都精華学園は、ウチェが35得点24リバウンド8ブロックと強烈な数字を残す。柴田柑菜も13得点10リバウンドでダブルダブルを達成し、チームの勝利に大きく貢献した。

■試合結果
京都精華学園高校(京都府) 81-39 八雲学園高校(東京都)
京都精華学園|21|22|22|16|=81
 八雲学園 |7|17|10|5|=39