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8月1日、香川県の高松市総合体育館で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)女子の部」の決勝が開催。京都精華学園高校(京都府)と大阪薫英女学院高校(大阪府)が対戦した。
第1クォーターからリードを奪った京都精華だが、41-37と接戦で試合を折り返す。それでも、後半に試合の流れをつかむと、第3クォーターだけで22点差をつけ、73-47と大きくリードを拡大。第4クォーターでも大阪薫英に付け入る隙を与えず、93-65で京都精華が初優勝を飾った。
試合終了後、京都精華の八木悠香(2年)が取材に応じ、「試合に出させてもらっている分、ユニフォームを着れなかった人たちやインターハイで引退してしまう3年生たちが、最後に笑顔で終わってもらえてうれしいです」と素直な心境を語った。
決勝では40分間のフル出場で、12得点10リバウンド6アシストとオールラウンドに活躍した八木だが、「ハイポストなどでプレーできなかったときに、自分はまだまだ3ポイントが入らないから、外のプレーなど幅を広げていきたいです」と今後の課題についても言及した。
個人的には「オフェンスではあまり貢献できなかった」と大会を振り返ったが、「シュートに気持ちの意識が行くのではなくて、ディフェンスから入ることを意識しました。自分が止められても、リバウンドや(イゾジェ)ウチェさんにパスをしたりと、そういうところからやろうと思っていました」と話し、チームの勝利に必要なプレーを心がけたという。
ついに初の全国制覇を成し遂げた京都精華。「優勝できたのは3年生たちのおかげだと思うので、自分が3年生になっても結果が継続できるようにしたいです」と語る八木は、最後にウインターカップへ向けて意気込みを語った。
「どのチームもウインターカップは最後の集大成としてレベルアップしてくると思います。2冠に向けて、1日1日の練習を全力でやって、ウインターカップも全力で戦っていきたいです」