2022.08.06

今大会の1試合個人アシストランキングは? 華麗なパスを放った“演出家”たち/インターハイ2022男子

大会中に2ケタアシストを2度記録した藤枝明誠の谷俊太朗[写真]=伊藤 大允
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 高校バスケ界2大大会の一つ、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子の部が、7月27日から8月1日にかけて開催された。

 福岡第一高校(福岡県)が開志国際高校(新潟県)との激戦を制し、3年ぶり4回目の優勝を果たした今大会。全国から集まった点取り屋はもちろんのこと、それをアシストする“演出家”たちの活躍も光った。本稿ではインターハイ2022の男子1回戦から決勝までのアシストランキングをまとめている。

インターハイ2022男子 1試合個人アシストランキング
第1位:12アシスト 谷俊太朗(藤枝明誠高校/3回戦・仙台大学附属明成高校戦)
第2位:11アシスト 轟琉維(福岡第一高校/3回戦・美濃加茂高校戦)、谷俊太朗(藤枝明誠高校/準決勝・福岡第一高校戦)
第4位:10アシスト 下山瑛司(中部大学第一高校/3回戦・羽黒高校戦)、澤田竜馬(開志国際高校/準決勝・中部大学第一高校戦)
第6位:9アシスト 杉浦丈琉(美濃加茂高校/2回戦・桜丘高校戦)、加藤律輝(羽黒高校/2回戦・松江西高校戦)、谷俊太朗(藤枝明誠高校/2回戦・北陸学院高校戦)、轟琉維(福岡第一高校/準決勝・藤枝明誠高校戦)
第10位:8アシスト 岡田遥希(尽誠学園高校/2回戦・東海大学付属相模高校戦)、岡田遥希(尽誠学園高校/3回戦・柳ヶ浦高校戦)

 1位に輝いたのは、藤枝明誠高校(静岡県)の谷俊太朗。3回戦の仙台大学附属明成高校(宮城県)戦で12アシストを記録すると、準決勝の福岡第一戦でも的確なパスで得点を演出し、11アシストをマークした。一方、福岡第一の轟琉維は3回戦の美濃加茂高校(岐阜県)戦で11アシストを記録し、2位タイにランクイン。準決勝でも9アシストをマークするなど、大会を通じて司令塔としてチームをけん引した。

 さらに、4位には中部大学第一高校(愛知県)の下山瑛司と開志国際の澤田竜馬がそれぞれ10アシストを記録して並んだ。下山は3回戦の羽黒高校(山形県)戦で記録し、111-62の大勝に貢献。澤田はその中部大第一相手に準決勝で10アシストを記録し、司令塔としてチームの決勝進出に貢献した。