2022.08.06

今大会の1試合個人得点ランキングは? 夏の全国で輝いた“点取り屋”たち/インターハイ2022女子

決勝でトリプルダブルを記録したウチェ [写真]=伊藤 大允
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 高校バスケ界2大大会の一つ、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子の部が、7月27日から8月1日にかけて開催された。

 35得点以上を記録した選手が2人だけだった前回大会と比べて、今大会は多くの選手がそのハードルを超えていった。留学生選手の活躍が目立つなか、日本人選手も負けじと存在感を発揮。初日から最終日まで、全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。インターハイ2022の女子1回戦から決勝までにおける、1試合あたりの個人得点ランキングを以下にまとめてみた。

インターハイ2022 女子1試合個人得点ランキング
1位:46得点 イゾジェ ウチェ(京都精華学園高校/決勝・大阪薫英女学院高校戦)
2位:42得点 曽田結菜(松江商業高校/1回戦・仙台大学附属明成高校戦)
3位:41得点 アダム アフォディヤ(明星学園高校/3回戦・埼玉栄高校戦)
4位:39得点 ファール アミナタ(東海大学付属福岡高校/準決勝・大阪薫英女学院高校戦)
5位:35得点 澤知央(龍谷富山高校/1回戦・日本航空高校戦)、川井田風寧(千葉経済大学附属高校/3回戦・八雲学園高校戦)、イゾジェ ウチェ(京都精華学園高校/準決勝・八雲学園高校戦)
8位:34得点 薮未奈海(八雲学園高校/準々決勝・柴田学園大学附属柴田学園高校戦)
9位:33得点 ルース ギフト エゼキエル(日本航空高校/2回戦・柴田学園大学附属柴田学園高校戦)、33得点 ファール アミナタ(東海大学付属福岡高校/3回戦・土浦日本大学高校戦)、イゾジェ ウチェ(京都精華学園高校/準々決勝・奈良文化高校戦)

 1位に輝いたのは、決勝という大舞台で46得点をたたき出したイゾジェ ウチェ(京都精華学園)。得点に加えて、19リバウンド10ブロックを記録し、トリプルダブルを達成。インターハイ制覇の立役者となった。

 2位は1回戦で42得点を挙げた曽田結菜(松江商業)。中距離からのシュートで得点を量産し、仙台大学附属明成高校と接戦を演じる上で大きな役割を担った。3位のアダム アフォディヤは3回戦の埼玉栄高校戦で41得点20リバウンドを記録。インサイドで力を発揮し、明星学園のベスト8入りに貢献している。

 4位のファール アミナタ(東海大学付属福岡)は、準決勝の大阪薫英女学院高校戦で39得点23リバウンドをマーク。2ポイントシュートを21本中19本沈めるなど、精度の良さも光った。夏の全国で輝きを放った点取り屋たち、ウインターカップを含め、彼女らの今後の活躍にも注目したいところだ。