2022.12.25

王者・福岡第一が初陣に快勝…1Qを同点で終えるも市立船橋を突き放して3回戦へ/ウインターカップ2022

福岡第一が快勝で3回戦へとコマを進めた[写真]=バスケットボールキング
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 12月25日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子2回戦が行われ、福岡第一高校(福岡県)が船橋市立船橋高校(千葉県)と対戦した。

 夏のインターハイ、秋の「U18日清食品トップリーグ2022」で優勝を果たした福岡第一がウインターカップの初戦を迎え、接戦を制して1回戦を突破した市立船橋と激突。試合は開始直後、市立船橋の髙宮大翔にスティールから先制点を奪われる。轟琉維が6得点を挙げてチームをけん引するも、福岡第一はフィールドゴール成功率が16パーセントにとどまり、14-14で第1クォーターを終えた。

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 続く第2クォーターでも一進一退の攻防が続くが、中盤から王者・福岡第一が本領を発揮。ムスタファ ンバアイを軸に5分間で20-6のランを作ると、44-27で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、市立船橋の飯田碧偉に要所で得点されるも、福岡第一はチーム全体でバランス良く得点を伸ばす。強度の高いディフェンスから、この10分間で33得点とオフェンスでも爆発し、77-40と大量リードを奪った。

 第4クォーターでもメンバーチェンジを繰り返す福岡第一は、選手のプレータイムをコントロール。市立船橋の大澤奏太に立て続けに3本の3ポイントを決められる場面もあったが、ベンチメンバーを含め最後まで攻撃の手を緩めなかった福岡第一が99-62で勝利した。

 大会初戦に快勝した福岡第一は、ムスタファが13得点10リバウンド、髙木来希が13得点、轟が12得点、ニャン アマドゥ マクターが10得点16リバウンド、アピア パトリック眞が10得点6リバウンドを挙げた。

 一方の市立船橋は、飯田が19得点7リバウンド、髙宮13得点7リバウンド5アシスト、永島太一が10得点8リバウンドと奮闘するも、2回戦敗退となった。

■試合結果
福岡第一高校(福岡県) 99-62 船橋市立船橋高校(千葉県)
福岡第一|14|30|33|22|=99
市立船橋|14|13|13|22|=62