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京都精華学園高校(京都府)の初優勝で幕を閉じた「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門第4回となる今回は、優勝した京都精華学園の八木悠香をピックアップする。
・2回戦 85○63 県立小林高校(宮崎県)
∟30分42秒出場/18得点/3P 1/1/4リバウンド/1アシスト/0スティール/1ブロック
・3回戦 81○35 慶誠高校(熊本県)
∟27分12秒出場/14得点/3P 0/0/4リバウンド/2アシスト/1スティール/2ブロック
・準々決勝 84○45 東京成徳大学高校(東京都)
∟30分34秒出場/15得点/3P 0/2/7リバウンド/2アシスト/2スティール/1ブロック
・準決勝 70○47 東海大学付属福岡高校(福岡県)
∟38分17秒出場/17得点/3P 0/2/10リバウンド/1アシスト/0スティール/1ブロック
・決勝 99○81 札幌山の手高校(北海道)
∟40分出場/22得点/3P 0/1/11リバウンド/3アシスト/2スティール/1ブロック
・合計:166分45秒出場/86得点/3P 1/6 16.7%/36リバウンド/9アシスト/5スティール/6ブロック
八木悠香は京都精華学園において日本人最長の身長178センチ。その高さと恵まれた身体能力を武器に、キャプテンであるイゾジェ ウチェに次ぐ得点源としてチームの初優勝に貢献した。
出場した全5試合で2ケタ得点を記録するなど安定感も光った八木。3ポイントこそ振るわなかったが、ダイナミックなドライブからの得点などを積み重ね、準決勝と決勝では得点とリバウンドのダブルダブルを達成している。
また、全試合でブロックを記録している点も特筆に値する。攻守両面でウチェととも京都精華学園を支えた功労者であることは間違いないだろう。
1年次から全国大会に出場し、昨年はU16、U17女子日本代表活動で国際試合も経験。同じく2年生でベスト5に選出された堀内桜花とともに、来年度の京都精華学園をどのようにけん引するか注目だ。