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7月30日、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子決勝が北海道札幌市の北海きたえーるで行われ、日本航空高校(山梨県)が東山高校(京都府)と対戦した。
両チームともに初優勝をかけた一戦では、東山が先制点を挙げると、7-0とリードする。一方の日本航空はオルワペルミ ジェラマイアの豪快なボスハンドダンクで初得点を挙げた。その後は、佐藤友や佐藤凪の速攻レイアップなどで、東山が2ケタリードを奪う展開に。それでも、終盤にはジェラマイアがバスケットカウントのダンクや、速攻を阻むブロックを披露すると、福岡恭輔の得点で日本航空が点差を詰め、14-20で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、序盤からジェラマイアがタフショットを決めると、さらにブロックや3ポイントシュートと躍動する。終盤には大道一歩の得点で日本航空が同点とすると、ジェラマイアの2本目の長距離砲で逆転に成功し、32-30で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、序盤に佐藤凪の3ポイントで一時は東山に逆転を許す。しかし、藤野仁喜のジャンプショットでリードを奪い返した日本航空は、ジェラマイアが連続ダンクで会場を盛り上げる。さらに大道も続いてリードを拡大すると、ジェラマイアの3ポイントで東山がたまらずタイムアウト。終盤には佐藤友や瀬川琉久の得点で東山の反撃を受けるも、57-50と日本航空が先行して最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、日本航空の中西哲太、東山の瀬川が3ポイントを入れ合う。中盤にジェラマイアの速攻ダンクでこの試合初となる2桁リードを奪った日本航空は、その後も試合を優位に進める。終盤に瀬川の3ポイントで一時9点差に詰められるが、大道の連続得点で突き放し、日本航空が76-60で初優勝を果たした。
初の決勝で日本一に輝いた日本航空は、ジェラマイアが30得点21リバウンド5スティール5ブロック、大道が17得点6アシスト、藤野が10得点6アシストをマークした。
一方の東山は、佐藤友が18得点13リバウンド、瀬川が17得点5リバウンド4アシスト3スティール2ブロック、佐藤凪が11得点3アシスト、カンダ サロモンが10得点10リバウンドと奮闘するも、2016年以来の決勝で再び敗れることとなった。
■ インターハイ2023・男子決勝
<北海きたえーる>
日本航空 76-60 東山
日本航空|14|18|25|19|=76
東 山|20|10|21|10|=60