2023.07.31

今大会の1試合個人得点ランキングは? 夏の全国で輝いた“点取り屋”たち/インターハイ2023女子

2回戦で47得点46リバウンドを記録したジョバ[写真]=伊藤大允
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 高校バスケ界2大大会の一つ、「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子の部が、7月25日から7月30日にかけて開催された。

 今大会でも得点面では留学生の躍動が際立つ結果となったが、それに劣らぬ活躍で名を刻む日本人選手も現れた。初日から最終日まで、全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。インターハイ2023の女子1回戦から決勝までにおける、1試合あたりの個人得点ランキングを以下にまとめてみた。

■インターハイ2023 女子1試合個人得点ランキング
1位:47得点 ロー・ジョバ(慶誠高校/2回戦・市立前橋高校戦)
2位:44得点 アデバンジョ・ブレッシング(日本航空高校石川/2回戦・県立富岡東高校戦)
3位:40得点 檜山凛々華(土浦日本大学高校/1回戦・県立小林高校戦)
4位:37得点 ディマロ・ジェシカ(京都精華学園高校/2回戦・岐阜女子高校戦)
5位:36得点 阿久津みなみ(市立前橋高校/1回戦・柴田学園大学附属柴田学園高校戦)
6位:33得点 ディマロ ジェシカ(京都精華学園高校/準決勝・桜花学園高校戦)(京都精華学園高校/3回戦・大阪桐蔭高校戦)
6位:33得点 ロー・ジョバ(慶誠高校/3回戦・桜花学園高校戦)
9位:32得点 北原ひかる(佐賀清和高校/1回戦・奈良文化高校戦)、絈野夏海(岐阜女子高校/2回戦・京都精華学園高校戦)

 1位に輝いたのは、2回戦で47得点をマークしたロー・ジョバ(慶誠)。続く3回戦では33得点をマークし、6位にもその名を刻んでいる。また、2回戦では46リバウンド、3回戦では25リバウンドも同時に達成するなどまさに異次元の活躍。人々の記憶にもそのプレーが刻まれた大会となった。

 2位は日本航空高校石川のアデバンジョ・ブレッシングで44得点。初出場ながらベスト8進出を果たしたチームの立役者となった。そして3位には、檜山凛々華(土浦日本大学)が44得点で堂々ランクイン。3回戦で札幌山の手に敗れたものの、全3試合で2ケタ得点2ケタリバウンドのダブルダブルを達成。日本人センターとして頼もしい活躍を見せてくれた。また、40得点超えは上記の3位までとなっている。

 続く4位は、今大会覇者・京都精華学園のディマロ・ジェシカ(37得点)。6位にも2試合がランクイン(33得点)、その他2試合でも20得点越えを記録し大会連覇を後押しした。5位は阿久津みなみ(市立前橋)で36得点。この活躍で、チームは柴田学園大学附属柴田学園高校との激戦を1点差で制した。

 9位には、32得点で北原ひかる(佐賀清和)、絈野夏海(岐阜女子)が並ぶ結果に。絈野はこの試合で京都精華と対戦し2回戦で姿を消すことなったが、女王相手に怯まない戦いぶりでその存在感を放った。

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