12月24日、大会2日目を迎えた「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」では、女子2回戦の16ゲームが開催された。その16試合で個人として高いスタッツを記録した選手は誰なのか、得点、リバウンド、アシストの各項目でトップ3の数字をマークした選手を紹介する。

■得点ランキング

1位：44得点 平野里奈（県立足羽高校／2回戦・和歌山信愛高校戦）
2位：38得点 片山朋子（大阪桐蔭高校／2回戦・土浦日本大学高校戦）
3位：36得点 ディマロ ジェシカ（京都精華学園高校／2回戦・浜松開誠館高校戦）

　今大会2人目の40得点越えを果たしたのが県立足羽高校の2年生パワーフォワード平野里奈。3ポイントの試投はなかったが、16本の2ポイントと12本のフリースローを沈めて得点を量産し、2回戦突破の立役者となった。

■リバウンドランキング

1位：21リバウンド 坂口彩花（千葉経済大学附属高校／2回戦・明星学園高校戦）
2位：20リバウンド アデバンジョ ブレッシング（日本航空高校石川／2回戦・札幌山の手高校戦）
3位：19リバウンド ビクトリア ウビ オコイ（京都両洋高校／2回戦・三田松聖高校戦）

　留学生たちを抑えて1位に立ったのは、千葉経済大学附属高校の3年生坂口彩花。168センチでポイントガードを務める同選手は、リバウンドだけでなく18得点と6アシストも記録しており、オールラウンドな活躍でチームをけん引した。

■アシストランキング

1位：10アシスト 大柴沙和（日本航空高校／2回戦・滋賀短期大学附属高校戦）
2位：8アシスト 滝本絵里菜（県立下妻第一高校／2回戦・作新学院高校戦）
2位：8アシスト 高瀬ゆのか（聖和学園高校／2回戦・星城高校戦）

　日本航空高校の2年生ポイントガード大柴沙和が10アシストでトップに。160センチと小柄ながら積極果敢にリバウンドに飛び込み、この試合でも16リバウンドを記録してダブルダブルを達成している。