12月24日（現地時間23日、日付は以下同）。ロサンゼルス・レイカーズは敵地ペイコム・センターでオクラホマシティ・サンダーを129－120で下し、アウェー3連戦を1勝2敗で終えた。

　連敗を4でストップしたレイカーズは、レブロン・ジェームズがゲームハイの40得点に7リバウンド7アシスト2スティール2ブロック、アンソニー・デイビスが26得点11リバウンド7アシスト2ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが15得点3アシスト、オースティン・リーブスが11得点9アシスト、トーリアン・プリンスが10得点6リバウンド2ブロックをマーク。

　そしてベンチスタートとなった八村塁は、第1クォーターだけでチーム最多の12得点を奪取。29分35秒コートに立ち、フィールドゴール成功率57.1パーセント（8／14）、3ポイントシュート成功率60.0パーセント（3／5）、フリースローを2本とも決め切った25歳の日本人フォワードは、今シーズン4度目の20得点超えとなる21得点に6リバウンド2アシスト1スティールで勝利に貢献した。

12 points in the first frame for @rui_8mura 🔥 pic.twitter.com/JBHNGe1aYM

— Los Angeles Lakers (@Lakers) December 24, 2023

　16勝14敗でウェスタン・カンファレンス9位としたレイカーズはホームへ戻り、26日にボストン・セルティックスとのクリスマスゲーム、29日にシャーロット・ホーネッツ戦が組まれている。

　NBA入りから昨シーズン途中までワシントン・ウィザーズに在籍していた八村にとって、今年はNBAキャリア初のクリスマスゲーム。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者は、八村がクリスマスゲームについてこう話していたと報じている。

「初めてなんです。ずっと夢見てきました。楽しみです。（いつもと違う）ユニフォームはあるんですか？ ないのかな？ クリスマス仕様のジャージーみたいな」

　すると特別なユニフォームは用意されていないと知らされ、八村は「えー」とがっかりしていた。

　とはいえ、レブロンとデイビスというリーグ屈指の実力者を擁するレイカーズで在籍2年目を迎えた八村が、大きな注目を浴びるクリスマスゲームへ初出場できることは貴重な経験となるはず。

　なお、フェニックス・サンズでプレーする渡邊雄太も、26日のクリスマスゲームでダラス・マーベリックス戦が組まれているため、今年は日本人NBA選手がそろって“クリスマスゲームデビュー”を飾ると期待したいところだ。