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『B MY HERO!』
11本中5本を沈めた土浦日本大学高校の齋藤翔太 [写真]=バスケットボールキング
12月27日に東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子準々決勝が行われ、土浦日本大学高校(茨城県)が日本航空高校(山梨県)と対戦。第1クォーターで奪った18点のリードを詰め寄られ、試合をひっくり返される時間帯があったものの、94-85で優勝候補を撃破した。
試合を通じて、2ポイントシュートよりも13本多い51本もの3ポイントシュートを試投。成功率こそ31.4パーセントと決して高くないが、16本を沈めて48得点を稼いだ。
5本の3ポイントを含む28得点の活躍を見せた齋藤翔太は試合後、「シュートのタッチが良く、1本目から『(今日は)くるな』と思いました」とコメント。「ウインターカップに向けて、朝練、練習後にずっと打ってきました。朝は30分、練習後は1時間くらいですね」と、日々の努力が実ったことも明かした。
チームとしては相手エースのオルワペルミ・ジェラマイアを対策するというより、「彼が戻る前に攻めてしまおうと。北條(勇吹)がボールを運んで、そこから形を作っていこうとしていました」と話し、モットーとする堅守速攻を実現した。
目指すは、平岩玄(アルバルク東京)を擁して2位に立った2015年大会超え。準決勝以降に向けて「優勝します」と決意を語った。