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12月23日から開催された「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が29日に閉幕。男子の部は昨年王者の開志国際高校やインターハイを制した日本航空高校が準々決勝で姿を消す波乱の展開となった。決勝のカードは、福岡第一高校と福岡大学附属大濠高校。この“福岡対決”を福岡第一が制し、4年ぶりの優勝に輝いた。
今大会の1試合個人得点ランキングを見ると、お馴染みの有名選手から大会序盤で敗退したチームのエースまで幅広くクランクイン。チームとしてだけでなく、個人としても熾烈な戦いに制し、数多くの選手が名を馳せる結果となった。ウインターカップ2023の男子1回戦から決勝までにおける個人の得点ランキングは以下の通り。
■ウインターカップ2023 男子1試合個人得点ランキング
1位:49得点 オルワペルミ・ジェラマイア(日本航空高校/3回戦・新田高校戦)
2位:41得点 笹倉快斗(高岡第一高校/2回戦・和歌山信愛高校戦)
3位:40得点 瀬川琉久(東山高校/2回戦・桜丘高校戦)
4位:39得点 アリュウ イドリス アブバカ(和歌山南陵高校/2回戦・尽誠学園高校戦)
4位:39得点 笹倉快斗(高岡第一高校/2回戦・日本航空高校戦)
4位:39得点 片岡裕基(岡山商科大学高校/1回戦・桐生第一高校戦)
7位:38得点 オルワペルミ・ジェラマイア(日本航空高校/準々決勝・土浦日本大学高校戦)
7位:38得点 梅田晄希(県立豊浦高校/1回戦・桜丘高校戦)
9位:36得点 山本晴大(尽誠学園高校/2回戦/和歌山南陵高校戦)
9位:36得点 齋藤翔太(土浦日本大学高校/2回戦/鳥取城北高校戦)
1位は、新田高校との3回戦で49得点を叩き出したオルワペルミ・ジェラマイア(日本航空)。ジェラマイアはこの試合で、リバウンドも歴代2位の記録となる33本をマーク。夏冬での全国制覇という目標は叶わなかったが、圧巻のパフォーマンスは今大会でもインパクトを残した。また、準々決勝でマークした38得点で7位にもランクイン。来年迎えるラストイヤーでのさらなる飛躍にも期待がかかる。
2位に輝いたのは、41得点をマークした笹倉快斗(高岡第一高校)。この試合の2ポイント成功率は、12/14(85.7パーセント)と勝負強さを見せ大差での勝利に貢献している。また、笹倉も2回戦の39得点が4位にランクインし、トップ10に2つ名を連ねた。3位は、東山高校のエース・瀬川琉久が2回戦で記録した40得点。頂点に届かなかった悔しさを胸に、来年さらに爆発してくれることを期待したい。
4位以降は30点台となり、和歌山南陵の留学生・アリュウ イドリス アブバカ(39得点)や1回戦で敗退してしまった県立豊浦の梅田晄希(38得点)がトップ10入り。個人としての可能性を今大会で示すことができただろう。その他、4強入りを果たす快進撃を見せた土浦日本大学の齋藤翔太は36得点で9位に入った。