2023.12.30

今大会の1試合個人得点ランキング…冬の祭典を盛り上げたスコアラーを紹介/ウインターカップ2023女子

45得点を挙げた木村[写真]=バスケットボールキング
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 12月23日から開催された「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が29日に閉幕。女子の部は京都精華学園高校がインターハイ、『U18日清食品トップリーグ2023』に続き頂点に輝き、高校3冠を達成した。

 今大会の1試合個人得点ランキングを見ると、上位には1回戦や2回戦などの記録が並んでおり、多くの選手が大会序盤から本来の実力を発揮することができたと言えるだろう。ウインターカップ2023の女子1回戦から決勝までにおける個人の得点ランキングを以下にまとめてみた。

■ウインターカップ2023 女子1試合個人得点ランキング
1位:45得点 木村歌歩(清水ケ丘高校/1回戦・京都両洋高校戦)
2位:44得点 平野里奈(県立足羽高校/2回戦・和歌山信愛高校戦)
3位:38得点 片山朋子(大阪桐蔭高校/2回戦・土浦日本大学高校戦)
4位:37得点 絈野夏海(岐阜女子高校/3回線・桜花学園高校戦)
4位:37得点 ディマロ ジェシカ(京都精華学園高校/3回戦・県立下妻第一高校戦)
6位:36得点 谷口憂花(札幌山の手高校/準々決勝・千葉経済大学附属高校戦)
6位:36得点 ディマロ ジェシカ(京都精華学園高校/2回戦・浜松開誠館高校戦)
6位:36得点 伊藤知里(県立岡豊高校/1回戦・東京成徳大学高校戦)
9位:35得点 阿部友愛(聖和学園高校/2回戦/県立広島皆実高校戦)
9位:35得点 岡﨑真依(土浦日本大学高校/2回戦/大阪桐蔭高校戦)

 映えある今大会の1位に輝いたのは、1回戦で45得点を記録した木村歌歩(清水ケ丘)。試合は、京都両洋に対し99-113で敗れてしまったものの、1人でチーム総得点の半数に近い得点を叩き出す献身的な活躍を見せた。名だたる選手を抑えて首位に君臨した彼女は、まだ1年生。チームは1回戦で敗退してしまったが、今後の躍進を期待させる存在が現れた。

 2位は2回戦で44得点をマークした県立足羽の平野里奈。県立足羽は83-77で勝利し、2回戦突破の立役者となった。3位からは30点代に突入。大阪桐蔭の片山朋子が2回戦で38得点を叩き出した。大阪桐蔭はこの試合で敗れてしまったが、冬の大舞台で残したこの記録は自信につながるだろう。

 優勝した京都精華学園のディマロ ジェシカは、4位と6位にランクイン。リバウンドでも2ケタをマークするなど、チームの大黒柱として圧巻の活躍を見せた。また、9位に輝いた岡﨑真依(土浦日本大学)は、3位の片山朋子と同じく2回戦の大阪桐蔭対土浦日本大学の試合で35得点を叩き出した。両校のエースが点を取り合う熾烈な戦いが繰り広げられたことがわかる。

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