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開志国際高校の富樫英樹コーチ [写真] = Basketball King
12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子準々決勝が行われ、開志国際高校(新潟県)が藤枝明誠高校(静岡県)と対戦。74-76と僅差で敗れ、大会連覇を目指した戦いはベスト8という結果に終わった。
開志国際の富樫英樹コーチは「思いきってシュートを打てていなかった。チャレンジャーとして戦えなかった」と敗因を分析し、次のように続けた。
「オフェンスが全体的に硬くなってしまっていた。ハーフタイムで修正して以降はいいリズムだったんですけど……。追いつかれても向こうが動じなかったのは、さすがですね。相手が1枚上手だったと思います」
試合は最大19点のビハインドを詰め寄り、最終クォーターでは一時逆転という戦いを披露。ディフェンスからのファストブレイクが追い上げのポイントだったと振り返る富樫コーチは、「これがずっと出ていないとダメ」と指摘した。また、選手にのしかかったプレッシャーも動きを鈍くした要因の一つだと推察した。
「やはり、いくらいろいろな大会で勝っていても、こういう(ウインターカップのような)“勝たなきゃダメだ”というプレッシャーはきキツく、重圧があったのかもしれない。流れが来ている、という感じが一瞬しかなかった」
様々な点に反省点を見出しつつも、「完敗です」と締め括った富樫コーチ。現在2年生を中心とする新しいチームは、新年3日から始動するという。