2022.01.08

KAGO CLUBとの”近畿対決”を制しゴッドドアが初優勝!/Jr.ウインターカップ男子決勝

"近畿対決"を制し初優勝を決めたゴッドドア[写真]=バスケットボールキング
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 1月8日、「Jr.ウインターカップ2021-22 2021年度 第2回全国U15バスケットボール選手権大会」決勝が武蔵野の森総合スポーツプラザで開催され、ゴッドドア(兵庫県)がKAGO CLUB(大阪府)と対戦した。

 ゴッドドアは長田祐聖の3ポイントシュートで先制点を挙げたものの、KAGO CLUBの攻撃を止めることができず、なかなか流れをつかむことができない。しかし、エースの瀬川琉久が得点を重ねてチームを支え、最初の10分を16-16の同点で終えた。

 続く第2クォーターでは、長田の3ポイントシュートで得点を伸ばすゴッドドアが点差をつける展開に。中盤、KAGO CLUBの渡邊大翔のバスケットカウントなどで点差を詰められる場面もあるものの、瀬川が要所でミドルシュートを沈め、主導権は譲らない。残り29秒には竹内琉人の長距離砲も決まり、39-31で試合を折り返した。
 
 8点差をつけて迎えた後半では、立ち上がりにKAGO CLUBの塩田吉流海や山銅彪剛に得点され、追い上げを許すことに。しかし、ここでもゴッドドアは瀬川の得点で踏ん張り、逆転は許さない。その後も一進一退の攻防が続くが、藤村日向や竹内琉人も積極的にアタックし、52-45と再び点差をつけて最終クォーターへ。

 第4クォーターでは、KAGO CLUBの渡邊に加点されるも、馬場瑠音のリバウンドから瀬川らがシュートをねじ込み、リードは譲らない。中盤には相手のディフェンスに苦しむ時間帯があったものの、瀬川を中心に激しいプレッシャーをかわし、優位を保ってタイムアップ。68-58でゴッドドアが初優勝を飾った。

 ゴッドドアはエースの瀬川が28得点15リバウンドと世代屈指のスコアラーらしい活躍。さらに竹内、藤村の2選手が2ケタ得点を記録したほか、馬場は11リバウンドとインサイドで奮闘。それぞれが優勝に貢献した。KAGO CLUBは渡邊が18得点10リバウンドとダブルダブルの活躍を残したが、あと一歩及ばなかった。

■試合結果
ゴッドドア 68-58 KAGO CLUB
ゴッドドア|16|23|13|16|=68
KAGO CLUB|16|15|14|13|=58