2022.01.08

昨年と同カードの決勝を制した四日市メリノール学院中学校が大会2連覇/Jr.ウインターカップ女子決勝

2連覇を果たし、感極まる四日市メリノール学院中学校[写真]=バスケットボールキング
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 1月8日、「Jr.ウインターカップ2021-22 2021年度 第2回全国U15バスケットボール選手権大会」決勝が武蔵野の森総合スポーツプラザで開催され、四日市メリノール学院中学校京都精華学園中学校と対戦した。

 2年連続で同カードとなった決勝戦、四日市メリノールは井口姫愛の3ポイントシュートで先制すると、その後も深津唯生のジャンプシュートで加点。守っても京都精華学園のエース、ユサフ ボランレ アイシャットを無得点に抑え、第1クォーターを20−12とリードした。

 第2クォーターの序盤、京都精華学園の林咲良、ユサフに得点を許し3点差までリードを縮められるが、濱田ななのから永福歩暖への速攻などで流れを渡さない。終盤には深津の3ポイントも決まり、前半を40−24で折り返した。

 後半に入っても四日市メリノールは攻防において主導権を渡さない。深津と永福がこのクォーターだけでそれぞれ6得点を挙げ、チームをけん引。ディフェンスでも京都精華学園の得点を10に抑え、58−34とリードを広げて、最終クォーターへ。

 第4クォーター、四日市メリノールの足は最後まで止まらなかった。京都精華学園はオールコートのディフェンスで活路を見出そうとするも、四日市メリノールは慌てることなく対応。反対に深津が7得点を挙げるなどしてスキを見せなかった。結局、四日市メリノールが2年連続2回目の優勝を果たした。

 個人スタッツでは、四日市メリノールの深津が30得点10リバウンドと大爆発。次いで永福が13得点、伊藤千寛が12得点10リバウンドをマークするなど活躍を見せた。京都精華学園は林が19得点、ユサフが13得点15リバウンドと気を吐いたが、勝利とはならなかった。

■試合結果
四日市メリノール学院中学校 77-51 京都精華学園中学校
四日市メリノール|20|20|18|19|=77
京都精華学園|12|12|10|17|=51